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AIビジネス・産業

2026年9月13日

AIビジネス・産業

今日の要点

Oracleのクラウド売上高が前年比121%増の74億ドルと予想を上回り、BroadcomのAIチップ売上も221%増の167億ドルに急増するなど、AI関連の半導体・クラウド事業が軒並み好調だ。Nvidiaは豪州で大規模データセンター拡張を計画し、Lam Researchも2026年の製造装置支出見通しを引き上げ、MarvellはFY2028に180億ドル売上を目指す。一方、調査では62%がAIより人間の直感を重視すると回答しており、技術投資の加速と現場の信頼感のギャップが浮き彫りになっている。

主要ニュース

  1. 1

    Oracleのクラウド売上高が121%増の74億ドル、予想を上回る

    Oracleは木曜日、注目されるクラウドインフラ事業の売上高が121%増の74億ドルとなり、アナリスト予想の71億9000万ドルを上回ったと発表した。データセンター容量も850メガワット追加した。 クラウド部門は今やOracleの業績の原動力となっている。第1四半期(会計年度)の総売上高は30%増の193億ドル、1株当たり利益は1.92ドルで、アナリスト予想の1.75ドルを上回った。

    Oracleは以前に発表していた時価総額200億ドルの株式売却計画を完了した。今後は、OpenAIやその他の顧客向けの設備拡張がこの支出に見合うペースで進むかどうかが試される。

  2. 2

    Marvell、FY2028売上180億ドル目標

    Marvell TechnologyがFY2028の売上目標を180億ドルとし、FY2027とFY2028の合計見通しを約200億ドルから300億ドルへ引き上げた。 FY2028見通しの引き上げ分は接続・スイッチング・ストレージが大半を占め、個別のカスタムシリコン案件への依存が低下した。

    カスタムASIC売上はFY2029に10ドル–110億ドルへ達する可能性があり、20件超のXPU・XPU関連の設計受注をどう売上に結実させるかが焦点となる。

  3. 3

    The Cognition Index Research Report:62%がAIより人間の直感を重視

    Philip Morris InternationalとWSJ IntelligenceがThe Cognition Index Research Reportを発表した。米国、英国、イタリア、南アフリカ、ブラジルの2,500人以上のビジネスプロフェッショナルを対象とした調査だ。 62%がクリエイティブな業務ではAIより人間の直感を優先すべきと答え、市場分析でも同じく50%がそう答えた。データが業務を牽引する場面でも、意思決定は人間に委ねたいと考えていることがうかがえる。

    自組織がAIの出力をファクトチェックする明確で効果的なプロセスを持っていると強く同意したのはわずか25%にとどまる。AIが業務フローに入り込む中、企業が検証の枠組みを構築できるかが試される。

  4. 4

    Nvidia、AI需要に対応するため豪州で大規模なデータセンター拡張を計画

    Reutersによると、NvidiaはAI需要に対応するため、豪州でデータセンター容量の大規模な拡張を計画している。 この計画は、AIチップの販売にとどまらず、豪州でデータセンター容量の構築に乗り出すNvidiaの姿勢を示すものだ。

    拡張の規模と時期は、ここでは明らかにされていないReutersの報道以外の詳細にかかっている。

  5. 5

    Lam Research、2026年WFE支出見通しをlow-1500億ドルに引き上げ

    Lam ResearchのCFO、Doug Bettinger氏がCiti Global TMT Conferenceで、2026年のウェハー製造装置支出見通しをlow-1500億ドルレンジに引き上げたと発表した。 従来の1350億ドル-1400億ドルからlow-1500億ドルレンジへの引き上げは、AI需要の持続と新工場パイプラインの拡大を背景にしている。

    業界はクリーンルームとサプライチェーンの制約を受けており、Lamはマレーシア第2施設など能力拡張を加速している。NANDのアップグレード加速やmid-50%の粗利益率目標も焦点となる。

  6. 6

    BroadcomのAIチップ売上高が221%増の167億ドルに急増

    Broadcomの2026会計年度第3四半期のAI半導体売上高は前年同期比221%増の167億ドルとなった。Hock Tan CEOは第4四半期のAI売上高について、前年同期比236%増の217億ドルを見込むと示した。 経営陣が掲げる2028会計年度の利益目標に対する株価の倍率は約12倍で、今年度予想に対して25倍前後にある主要チップ株を大きく下回る。2025年9月8日に1,000ドルを投資した場合のリターンはわずか1,070ドルだった。

    2028会計年度のAIチップ売上高2300億ドルという目標は、2026会計年度に示した580億ドルと比べて大幅に高く、6社の顧客とメモリ供給にかかっている。Tan CEOによれば、Broadcomはすでにメモリ供給を確保済みだという。

今後の注目点

Oracleの巨額売却で得た資金が、OpenAIなど顧客向けの設備拡張に実際に見合うペースで使われるかが今後の焦点です。あわせて、AIの出力を自社で検証する仕組みを企業が築けるか、そしてBroadcomやLamなどの半導体各社が描く強気な売上・増産目標が供給制約のなかで実現するかが問われます。

情報ソース

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