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AI関連株・マーケット

2026年7月19日

AI関連株・マーケット

今日の要点

AI関連株は引き続き堅調で、NvidiaやTSMCなどの主要銘柄が好成績を記録し、特にシリコンフォトニクスなどの新しいAIインフラ関連分野への投資が加速しています。一方、Palantir CEOはAI革新による富の集中と中流階級の賃金停滞を警告するなど、市場成長の一方で経済格差への懸念も浮上しています。Nvidia Japanプロジェクトなど日本のAIインフラ整備も進む中、投資家はAI需要の2030年までの継続性に注目しています。

主要ニュース

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    3つのAI関連銘柄がNvidiaの11%上昇を上回る成績を記録(2024年)

    Monolithic Power Systems(年初来40%超の上昇)、Astera Labs、そしてもう1社の3つのAIインフラ関連銘柄が、Nvidiaの年初来11%のリターンを上回っている。Monolithic Power Systemsは第1四半期に前年同期比26.1%の売上高成長を達成し、エンタープライズデータセグメントはほぼ2倍に急増。Astera Labsも第1四半期の売上がほぼ2倍に増加した。 これらの企業はAIデータセンター向けの電源管理システム、冷却ソリューション、ラックスケール接続ハードウェアなど、AIチップを大規模かつ確実に運用するためにハイパースケーラーが依存する重要なインフラを提供している。AI基盤の需要が拡大する中、これらのニッチなサプライヤーは売上成長が加速する可能性があり、より広範な半導体銘柄を上回る成績を上げる立場を強化できる。

    Monolithic Power Systemsのエンタープライズデータおよび通信セグメント(これら2つで大部分の成長を牽引)とAstera Labsの四半期ごとの売上成長率。記事が示唆する通り、AI関連ハードウェアの二桁の四半期成長は歴史的にMicronの場合と同様に株価の急上昇に先行している。

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    Palantir CEO、AIにより自身の資産が20倍増える一方で中流階級の賃金は停滞すると警告

    Palantir CEOのAlex Karpは、MDMeetsポッドキャストで、AIにより自身の資産がおよそ20倍増加する可能性があること(約3000億ドルに近い資産を示唆)を述べた一方で、中流階級の労働者の給与は今後10年で単に2倍になるだけの可能性があると指摘した。彼はこの格差を「想像を絶する富と通常の富の完全な乖離」と呼んだ。 Karpの警告は、BlackRock CEOのLarry FinkやJPMorgan Chase CEOのJamie Dimonを含むビジネスリーダーの間で広がっている懸念を反映している。AIによる富がモデル、データ、インフラストラクチャの所有者の小さなグループに集中する一方で、通常の労働者が取り残される危険性があるというものだ。2025年、世界の億万長者の資産は16%以上増加して18.3兆ドル(約2900兆円)に達し、過去5年間の平均の3倍のペースであり、AIブームが富の不平等を加速させていることを強調している。

    Karpはまた、「この国でのAIの過度な売り込み」を「気が滅入る」と批判し、AIの利点を巡うハイプが所得分配への実際の影響を覆い隠しているかもしれないと示唆した。彼のコメントは、AIが資本主義の下では少数の人々をはるかに豊かにする一方で、ほとんどの人々がより貧困になると主張してきたノーベル賞受賞者Geoffrey Hintonなど、他のリーダーの警告と一致している。

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    Nvidia Japan プロジェクトが AI インフラの大規模転換を示唆

    日本のグループが、Nvidia の Rubin GPU 約 27,500 個と Nvidia Vera CPU 13,750 個を搭載し、140 メガワットのシステムで稼働する AI ファクトリーを建設中である。 本プロジェクトは単なるチップ販売にとどまらない大規模なインフラ投資であり、日本における大規模 AI コンピューティング容量への需要の拡大を示しており、グローバルな企業の AI システム構築方法を形作る上で Nvidia が担う役割の重要性を浮き彫りにしている。

    単一施設での Rubin GPU 27,500 個と Vera CPU 13,750 個の展開規模は、エンタープライズ AI インフラに現在必要とされる計算リソースの膨大さを示している。

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    AI データセンターが銅の限界を超えることで、シリコンフォトニクス投資が急増

    AI クラスターが数万個のプロセッサーに拡大する中、数十年にわたってコンピューターを接続してきた銅配線が物理的な限界に達している。現在の信号速度では、銅ケーブルは 1 メートルを超える距離で劣化し、エンジニアはより多くの電力を投入し、余分な熱を発生させることを余儀なくされている。シリコンフォトニクスは、金属ではなくファイバーを通じて光パルスとしてデータを送信し、この問題を解決する。AI データセンター向けの光相互接続市場は今後 10 年で数倍の成長が見込まれ、より広い光トランシーバー市場全体は 2026 年までに約 60% 増加して約 260 億ドル(約 4.2 兆円)に達すると予想されている。 このシフトを支える レーザー とトランシーバーを製造する Coherent と Lumentum は直接的な恩恵を受ける立場にある。Coherent は Nvidia との次世代シリコンフォトニクス パートナーシップを深化させており、Lumentum は光コンポーネントを供給し、需要に追いつくために生産能力を拡大している。ただし、両銘柄は既に AI ブームで買われており、失望の余地はほとんどなく、光コンポーネント事業はサイクリカルであり、四半期ごとに急激に変動する可能性のある少数の大型顧客に左右される。

    光トランシーバー市場は 2026 年までに約 260 億ドル(約 4.2 兆円)に達すると予想されている。Coherent と Lumentum はいずれも、この持続的なトレンドに対するハイリスク・ハイリターンの投資対象として扱われており、光ビジネスのボラティリティはポジション規模を決定する際に考慮すべき要素である。

  5. 5

    TSMC、AI需要で成長加速—割安評価で優位

    TSMCとASMLは半導体バリューチェーンを支配しており、TSMCはAI向け先端チップを製造、ASMLはそれを生産する極紫外線リソグラフィ装置の唯一のメーカーである。Q2はTSMCの売上が34%増で粗利益率が910ベーシスポイント拡大して67.6%となった一方、ASMLは売上21%増、粗利益率は30ベーシスポイント上昇の54%だった。 両社とも各セグメントでほぼ独占的地位にあり、AI需要の急増から恩恵を受けているが、TSMCの2027年予想PER は19倍でASMLは30.5倍である。TSMCは売上成長と粗利益率拡大が堅調で評価も割安なため、AI チップエコシステムに投資する長期投資家にとってより魅力的な買い候補だ。

    ASMLは今年と2027年に各々30%の生産能力拡大を計画しており、2028年にもさらに30%増の可能性があると示唆しており、リソグラフィ装置への需要が持続すると確信している。

  6. 6

    TSM好決算、AI需要2030年まで継続示唆

    Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)がQ2の売上高前年比36%増(新台湾ドル基準)と1株当たり利益77%増を報告し、アリゾナ工場への追加100億ドル(約16兆円)投資計画を発表した。CEO C.C. Weiは2029年もしくは2030年まで強力なチップ需要が続くと述べた。 TSMCの見通しはAIハードウェア投資がまだ途上段階であることを示唆しており、NvidiaやBroadcomといった企業からのチップ需要が持続することを意味する。投資家にとって、この3つの半導体銘柄は最近の上昇にもかかわらず割安であると考えられる—TSMCは過去最高から約15%下落、Nvidiaは10%以上、Broadcomは20%以上下落している。

    Broadcomのカスタムチップ事業は来年100億ドル(約16兆円)のAI半導体売上高を見込んでおり、前四半期の10.8億ドル(約1.7兆円)から急増する予想だ。この数字は、2027年度予想利益の19倍という株価収益率に織り込まれた爆発的成長を同社が実現できるかどうかを示す指標となる。

今後の注目点

Monolithic Power SystemsやAstera Labsの四半期成長率、そしてBroadcomのカスタムチップ事業が来年100億ドルのAI半導体売上を目指す中、これらハードウェア企業が歴史的なパターン通りに二桁成長を維持できるかが株価動向の鍵となります。同時に、光トランシーバー市場が2026年までに260億ドルへ拡大し、ASMLのリソグラフィ装備需要が堅調なことから、AI関連インフラへの投資がいつまで加速し続けるか、そして所得分配への実際の恩恵がハイプを正当化できるかという、より大きな経済構造の問題にも目を向ける必要があります。

情報ソース

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