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大規模言語モデル

2026年8月25日

大規模言語モデル

今日の要点

グーグルクラウドとベライゾンが企業向けAIで提携し、ノーコードAIが骨折検出に有望とされるなど、AI活用が医療や基幹システムに広がっています。製薬ではBMSが抗体設計にChai DiscoveryのAIを導入し、IBMはArm対応メインフレームで新市場を開拓します。こうした流れは、AIが特定分野の専門技術から企業の標準インフラへと変わりつつあることを示しています。

主要ニュース

  1. 1

    グーグルクラウドとベライゾン、エンタープライズAI拡大で提携

    グーグルクラウドはベライゾンとの戦略的提携を発表し、Gemini Enterpriseを含むフルスタックAIをベライゾンの顧客体験およびエンタープライズ業務全体に導入する。 ベライゾンのAI変革には、顧客サービス自動化、ネットワーク異常予測、マーケティング自動化、従業員生産性向上へのGemini活用が含まれ、通信事業の運営と顧客体験を一変させる可能性がある。

    ベライゾンによる複数年にわたるグーグルのAgentic Data Cloudへのデータ統合がこのAI加速の基盤となり、全事業部門でのAIエージェント構築・展開を可能にする。

  2. 2

    Verizon、エンタープライズAIでGoogle Cloudを採用

    VerizonとGoogle Cloudは月曜日、戦略的パートナーシップを発表した。VerizonはGoogle CloudのフルスタックAI(データ基盤やGemini Enterpriseを含む)を展開し、顧客体験の近代化とAIのスケール化を図る。 Verizonは2024年と2025年に純減を記録した後、顧客体験と維持に力を注いできた。解約率の上昇にもかかわらず、2026年第2四半期のモバイルおよびブロードバンドのサービス収入は約234億ドルに達し、前年同期比2.8%増となった。

    この提携は、カスタマーサポート向けのGeminiの会話機能、自律型ネットワークインテリジェンスフレームワーク、クラウドセキュリティ、近代化されたマーケティングなど、AI導入領域を対象としている。GoogleのAgentic Data Cloudは、AIエージェント向けにデータを統合するのに役立つ。

  3. 3

    ノーコードAI、骨折検出に有望な可能性

    研究者らはGoogle Cloud Vertex AIを使い、骨のX線画像を骨折の有無で分類するノーコードのAutoMLモデルを構築し、公開データセットで初期結果を得た。 この実証実験は、専門家でなくてもAI診断ツールを作れる可能性を示しており、医用画像解析へのアクセス拡大につながりうる。ただし、臨床で使えるツールではなく、あくまで初期段階の取り組みだ。

    実臨床での使用を検討するには、より大規模で多様なデータセットによるさらなる検証が必要となる。

  4. 4

    BMS、抗体設計にChai DiscoveryのAIを採用

    ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)はChai Discoveryと提携し、同社の生成AIをBMSのポートフォリオ全体における抗体設計に活用する。この提携は発表されたが、具体的な金銭的条件は非開示とされている。 これは創薬における生成AIの重要な導入事例であり、多くの現代治療薬の鍵となる抗体設計の迅速化につながる可能性がある。製薬の研究開発におけるAIの役割の拡大を裏付ける動きだ。

    この提携がBMSのパイプラインにどう影響するか、またAI主導の薬剤設計の業界全体への普及を示す兆候となるかどうか。対象となる具体的な抗体や治療領域はまだ明らかにされていない。

  5. 5

    IBM、デュアルISAメインフレームチップがArmをネイティブ実行

    IBMはHot Chips 2026で、将来のIBM ZおよびLinuxONEプロセッサの詳細を発表した。各コアはz/ArchitectureとArm AArch64の両方をネイティブに実行し、5.7GHz超の11コアを2nmプロセスで構成、実装されたAArch64命令は2,792件に上る。 これによりメインフレームの信頼性とArmソフトウェアエコシステムが融合し、顧客は改変なしのArmソフトウェアをメインフレーム上で実行できるようになる。また、第2世代のAI推論アクセラレータに96GBのHBM3eを搭載し、より大規模なエンタープライズワークロードを対象としている。

    周辺のArmソフトウェアスタックのうち、どの程度が改変なしでコア上で動作するか。IBMはArm SystemReady準拠を主張しており、その成否がプラットフォームが取り込める既製ソフトウェアの範囲を左右する可能性がある。

  6. 6

    SpaceXAI、エージェント型AI向けにNVIDIA Vera CPUを採用

    NVIDIAは、SpaceXAIが次世代エージェント型AIアプリケーションを高速化するためにVera CPUを導入すると発表した。またSpaceXAIは、NVIDIA Vera Rubinプラットフォーム上でGrok AIインフラを拡張し、初のStarmind AI衛星には最適化されたVera Rubin NVL72システムを使用する予定だ。 エージェント型AIは、モデル呼び出し間のツール調整、コード実行、データ処理などのタスクをCPUに依存している。VeraはAIエージェント向けに設計された初のCPUで、x86 CPUと比較してタスク完了が最大1.8倍高速であり、AIエージェントの迅速な動作とGPUの完全活用に寄与する可能性がある。

    SpaceXAIはVera Rubinでギガワット級のコンピューティング能力へのスケールを進めており、Starmind衛星でNVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングを軌道に持ち込む計画だ。このプラットフォームは、高いパフォーマンスとエネルギー効率を維持しながら、トークンあたりのコスト削減を目指している。

今後の注目点

今後は、こうした企業間の連携が実際の製品やサービスにどう結実するか、そして大規模な検証や詳細な仕様の公開が進むかどうかが注目のポイントです。

情報ソース

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