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AI規制・政策

2026年5月29日

AI規制・政策

今日の要点

EC-Council(サイバーセキュリティの認定機関)がCiti、JPMorgan Chase、Microsoftなど大手企業と共同で、企業がAIシステムを安全に運用するための新フレームワーク「ADG」を発表した。Illinois州がAI安全性に関する画期的な法律を制定し、AnthropicとOpenAIが支持を表明。OpenAIも独自のAIガバナンス(統治)フレームワークを公開し、EU規制に対応する姿勢を示した。

主要ニュース

  1. 1

    EC-CouncilがCiti、Microsoft等と企業向けAI管理フレームワークを発表

    サイバーセキュリティの認定機関EC-Councilが5月29日、Citi、JPMorgan Chase、Microsoft、KPMG、Deloitte、NTT Dataなど大手企業との共同開発による「ADG(Adopt. Defend. Govern.)フレームワーク」を発表した。企業がAIシステムを安全に導入・運用するための統一ガイドラインで、EU AI法(欧州のAI規制法)やNISTのAI リスク管理フレームワークに準拠している。

    大企業でAIツールを使う社員や、AIシステムを導入する企業の経営陣にとって、標準化された安全ガイドラインが利用できるようになる。

  2. 2

    Illinois州がAI安全性法を制定、Anthropic・OpenAIが支持を表明

    5月28日、Illinois州が米国で画期的なAI安全性法を制定し、ChatGPTの開発元OpenAIと競合のAnthropicが法案を支持していることが報じられた。同法はAIシステムの安全性テストを義務付ける内容で、Trump政権のAI規制方針に対する州レベルでの対抗措置となっている。

    ChatGPTやClaudeなどのAIサービスがより安全性を重視した開発・運用を行うようになり、利用者の安全性が向上する可能性がある。

  3. 3

    OpenAIがAIガバナンスフレームワークを公開、EU・California規制に対応

    OpenAIが5月28日、同社の「Frontier Governance Framework(最先端AIガバナンスフレームワーク)」を公開した。AIの安全性、セキュリティ、リスク管理に関する実践方法を示し、EU AI法やCalifornia州の新規制に準拠する姿勢を明確にしている。

    ChatGPTユーザーにとって、今後のサービス改善や新機能開発において、より厳格な安全基準が適用されることになる。

  4. 4

    企業でのAIエージェント自律動作に関する管理課題が議論に

    Reddit上で、AIエージェント(自動で判断・実行するAIシステム)が企業システム内で自律的に動作する際の監視・管理方法について活発な議論が行われている。特に、AIが誤った判断をした場合のリスクや、機密システムへのアクセス権限をどう制御するかが焦点となっている。

    企業でAIツールを使って業務を自動化している社員にとって、AIの判断ミスによる業務への影響や責任の所在が重要な課題となる。

今後の注目点

6月23日にコンピュータ言語モデル会議(COLM)でAIによる社会シミュレーションに関するワークショップが開催され、AI規制の実効性評価に関する研究発表が予定されている。AI規制の実際の効果を測定する新しい手法が議論される見通し。

情報ソース

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