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AIビジネス・産業

2026年9月15日

AIビジネス・産業

今日の要点

AnthropicがClaudeの新ツールとSchwab提携で金融・資産管理分野に本格参入し、AI投資の恩恵はVertivやCrowdStrikeなど周辺企業の株価と収益にも広がっている。一方でSeagateがHAMR Mozaicの出荷を始めたのに対しWestern Digitalは2027年まで待機し、同社は業界再編が不可欠だと認めた。

主要ニュース

  1. 1

    AnthropicのClaude、新ツールで金融アドバイザーを狙う

    Anthropicは金融アドバイザー向けの新しいClaudeツールを発表した。この製品にはBlackRockとCharles Schwabとの連携が含まれている。 記事によれば、Claudeが一般的なビジネスユーザーではなく、金融アドバイザーというセグメント向けに特化して提供されるのは今回が初めてとなる。

    鍵となるのは連携の詳細だ。アドバイザーにとってこのツールがどれほど有用かは、こうした接続が実際にどう機能するかにかかっている。価格や提供開始日は示されていない。

  2. 2

    Anthropic、資産管理分野のAI強化でSchwabと提携

    Barron'sの報道によると、Anthropicは新しいAIツールとCharles Schwabとの提携により、資産管理分野に照準を定めている。 Barron'sによれば、この動きによりAnthropicは従来の重点領域を超えて特定の金融サービス分野に進出し、自社のAIをSchwabの資産管理ネットワークと組み合わせることになる。

    試金石となるのは、Schwabのアドバイザーがこれらのツールを実務に活用するかどうかだ。Barron'sによると、提供時期やツールが対応する業務の詳細に注目が集まる。

  3. 3

    Vertiv対Broadcom:AI収入が167億ドルに到達

    VertivがUtilityInnovation Groupを約14億5000万ドルで買収することに合意し、Broadcomの2026会計年度第3四半期のAI半導体収入は前年同期比221%増の167億ドルに達した。 Vertivの2026年第2四半期の純売上高は前年同期比24%増加し、Broadcomは現在、2026会計年度のAI収入を約580億ドルと見込んでおり、これは同社のカスタムチップ事業の従来の規模を上回る。

    VRTの取引完了は規制当局の承認にかかっており、2026年第4四半期が目標とされている。Broadcomの2026会計年度第4四半期における217億ドルのAI収入目標に注目だ。

  4. 4

    CrowdStrike12%高 AI安全警告でサイバー株に買い

    Anthropic CEOのDario Amodeiが3,800語のエッセイでAI企業にモデル能力の改善ペースを落とすよう求めた。 運用するAIの脅威が増せばセキュリティ支出も膨らむとの見方から、純粋なセキュリティ企業に資金が集中。

    AIへの懸念が実際の受注増につながっているかを試すのはCrowdStrikeのQ3 FY27決算で、15億2000万ドルの売上高を指引している点が焦点となる。

  5. 5

    SeagateがHAMR Mozaicを出荷開始、Western Digitalは2027年まで待機

    Seagateは第4四半期の売上高が36億3000万ドルで前年同期比48.5%増を記録し、最大44テラバイトのMozaic 4 HAMRドライブを主要クラウド顧客の75%に出荷している。Western Digitalは売上高37億5000万ドル、前年同期比43.8%増を報告し、44TBのHammerドライブは2027年上半期に出荷予定。 Seagateの売上総利益率は前年同期の37.4%から52.3%に拡大し、フリーキャッシュフローは過去最高の31億ドルに達した。一方、Western DigitalはePMRを延命しており、テラバイト当たりコストの低下は前年同期比約8%にとどまった。HAMRにおける先行者優位の差は、今や利益率にはっきり表れている。

    Seagateが歩留まり問題を起こさずに2027会計年度までにニアラインのエクサバイトの70%をHAMRに移行できるかが最大の試練であり、Western Digitalにとっては2027年初頭のハイパースケーラー向け44TB Hammerの認定が極めて重要。2029~2031年まで延びるLTA価格交渉の動向も注視したい。

  6. 6

    Western Digital:さらなる業界再編が必要

    Seeking Alphaが「Western Digital:さらなる業界再編が必要——AIがもたらす複数年にわたる追い風(WDC)」と題する分析記事を掲載した。 記事は、Western Digitalがさらなる再編を迫られていると指摘し、AIによる追い風が複数年にわたって続くと位置づけている。

    議論の焦点は、こうしたAIによる追い風のなかでWestern DigitalがさらなるM&Aに踏み切るかどうかにある。

今後の注目点

今後は、Schwabのアドバイザーが新ツールを実際の業務で使うかどうかが試金石となり、提供時期や対応業務の詳細、連携の仕組み、価格や提供開始日の有無が焦点になります。加えて、VRTの取引完了と規制当局の承認、Broadcomの2026会計年度第4四半期における217億ドルのAI収入目標、CrowdStrikeのQ3 FY27決算で15億2000万ドルの売上高がAI懸念の受注増につながっているか、SeagateのHAMR移行とWestern Digitalの44TB Hammer認定、2029~2031年まで延びるLTA価格交渉、さらなるM&Aの可能性も注視したいところです。

情報ソース

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