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AI関連株・マーケット

2026年9月18日

AI関連株・マーケット

今日の要点

AI半導体株はバブルではないとのアナリスト見方が出る一方、シラーPERではAI市場が史上2番目の割高水準にある。Camtek CEOは先端パッケージで45%成長を見込み、Broadcomの目標株価は600ドルに引き上げられた。Crux AIは220億ドル調達へ動き、ウォーシュ氏は10年債利回り5%を見込む。

主要ニュース

  1. 1

    AI半導体株は「バブルでない」とアナリスト

    岩井コスモ証券シニアアナリストの斎藤和嘉氏がAI・半導体株のバブル懸念を一蹴。AIエージェントとトークン消費増でチップ・メモリー需要は倍増すると述べた。 AIの普及で「トークン」消費が指数関数的に増え、トークン当たりのメモリー使用量も増え続けるため、両者が相乗して半導体需要を大きく押し上げるというのが同氏の見方。

    自律型AIエージェントが1命令で複数回の推論を行い普及するかが鍵。これがCPU・メモリー需要を左右する。斎藤氏が予想する2026年の半導体製造装置販売30%増が市場全体で実現するか注目だ。

  2. 2

    Camtek CEO、先端パッケージで45%成長見通し

    先端パッケージ検査・計測で約60%の市場シェアを持つCamtekのCEO Rafi Amit氏は、同事業が2026年下半期に上半期比で約45%成長するとの見通しを示した。 Camtekの検査装置は同社が圧倒的な地位を占めるニッチ分野にあり、Nvidiaなど大手に注目が集まる中でもAIチップ需要の拡大が同社の売上に表れる。

    成長の鍵は、チップメーカーのHBM4移行や新規ファウンドリ建設が検査装置の受注を生み続けるかどうか。アナリストの目標株価中央値は1株190ドルで、42%の上昇余地を示唆する。

  3. 3

    Broadcom目標600ドルに引き上げ ローゼンバーグのSajal Dogra

    ローゼンバーグ証券のアナリストSajal Dograが目標株価を500ドルから600ドルへ引き上げ、Buy評価を維持した。現在値339.51ドルから約77%の上昇余地となる。 同社の株価が下落する中で強気の評価が示された点が注目される。

    目標達成のカギは、AnthropicやOpenAI、Googleがカスタムシリコンの採用を続けるかにある。Anthropicの導入ペース減速報道が一過性かも焦点だ。

  4. 4

    シラーPER、AI市場が史上2番目の割高

    S&P 500のシラーPER(株価収益率)によると、AIのおかげで現在は史上2番目に割高な株式市場であり、過去に30を超えた5回はいずれも20%以上の下落が続いた。 高いバリュエーションは長期間持続しない。SpaceXとAnthropicは直近12カ月のP/Sがバブルの30の閾値を大きく上回る。

    FOMCはAIインフラ構築をインフレ的と位置づけ、コア財の物価上昇は関税とAI関連の価格圧力を反映したと判断した。

  5. 5

    Crux AI、220億ドル調達へ

    Crux AIとBlackstone、Alphabetのクラウド合弁は220億ドルのチップ融資を受ける見通し。 チップの価値とCrux AIの顧客契約を裏付けとする融資により、自己資本を使わずにAIプロセッサを調達できると報道。

    融資団は参加行を募集中で、成立するかが焦点。債務は後に長期の投資適格債で借り換えられる可能性がある。

  6. 6

    ウォーシュ氏、10年債利回り5%へ

    FRB議長のケビン・ウォーシュ氏は記者団に対し、『市場に出て資金調達を行っている』ハイパースケーラーが、ちょうど5%に達した10年米国債利回り上昇の一因だと述べ、『資本の獲得競争は現実だ』と語った。 ウォーシュ氏はAI構築ブームを、事実上すべての資産価格の背後にある『リスクフリー資産』と自ら呼ぶ借入基準金利に結びつけ、FRB議長がAI関連債務を資本コストを左右する力と見ていることを示唆した。

    ウォーシュ氏の列挙は網羅的でなく、財政赤字に触れなかった。PIMCOは米国債へのAIの影響は『過大評価されている』と主張し、イラン紛争を指摘。FRB内部のAIタスクフォースに注目だ。

今後の注目点

今後は、自律型AIエージェントの普及がCPUやメモリーの需要を左右するか、そして斎藤氏が予想する2026年の半導体製造装置販売30%増が市場全体で実現するかが焦点です。あわせて、HBM4移行や新規ファウンドリ建設が検査装置の受注を生み続けるか、Anthropic・OpenAI・Googleがカスタムシリコンの採用を続けるか、Anthropicの導入ペース減速報道が一過性かどうかにも注目が集まります。

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