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AI関連株・マーケット

2026年7月28日

AI関連株・マーケット

今日の要点

本日の市場ではAI関連株から伝統的な産業株への資金シフトが見られ、ダウ平均はほぼ横ばいで推移しています。一方、Eli Lillyは売上高が55%以上増加し、Berkshire EnergyはAIデータセンター需要の恩恵を受けるなど、AI関連産業でも格差が生まれています。Visaは効率化とAI推進のため大規模な人員削減を実施するなど、各企業のAI対応の動きが加速しています。

主要ニュース

  1. 1

    ダウ平均はほぼ変わらず、週内にFRB決定を控える

    ダウ jones先物、S&P 500先物、Nasdaq先物は夜間取引でほぼ変わらずで推移した。AI関連企業のSeagate Technology、KLA Corp.、Teradyne、Bloom Energyに加えてSK Hynixが取引終了後に決算を発表した。 連邦準備制度理事会の会合は水曜午後に終了し、利上げが実施される可能性もあるが可能性は低い。市場動向は、FRBの決定とAI産業にサービスを提供する半導体およびエネルギー企業の決算結果にかかっている可能性がある。

    水曜午後のFRB発表と、AI供給チェーンの主要企業による最新決算に対する市場の反応。

  2. 2

    Eli Lilly、Q1売上高198億ドルで前年同期比55.55%増

    Eli Lillyが2026年第1四半期の売上高198億ドルを報告した。前年同期比で55.55%の増加である。ソーシャルメディアでは、同社の売上高ペースがIBMやAmerican Expressなど確立された大手企業を上回ったことがコメントされた。同社はAI駆動型創薬と専用データインフラに資本配分を行っており、イノベーション加速を目指したパートナーシップと内部プラットフォームに注力している。 売上高の大幅な成長は、Eli Lillyが高成長医薬品企業としての地位を確固たるものにしており、中核事業に対する投資家の信頼を示している。AI駆動型創薬への拡大と、精神衛生向けサイロサイビンなどの新興領域での買収の可能性は、経営陣が現在のポートフォリオを超えた成長の仕組みを構築していることを示唆している。投資家とビジネスパートナーにとって、Eli Lillyは短期的な医薬品収益と長期的なイノベーション投資のバランスを取っていることが明らかになった。

    アナリストの目標株価は中央値1,336ドル付近に集中しており、最近の目標値は1,232ドルから1,500ドルの範囲である(Trung Huynh、RBC Capital、2026年7月8日)。機関投資家の動向は混在した信号を示している。直近四半期では2,169の投資家が株式を買い増したが、J. Stern & Coおよび Capital International Investorsを含む著名な保有者は有意な減少を記録した。インサイダー取引ではILYA YUFFA(EVP・Eli Lilly USA & Global Capabilities会長)が2,500株を約287万6,925ドルで売却した。

  3. 3

    バフェットのBerkshire Energyが静かにAIデータセンター電力ブームで利益を上げている

    Berkshire Hathaway傘下の完全所有子会社であるBerkshire Hathaway Energyは、米国全域のAIデータセンターからの急増する電力需要を活用している。アイオワ州だけでも、メガデータセンターの集積地は現在、ピーク時の電力負荷の約8%を占めており、同社のCEOは傘下の電力事業の約半分がAI関連の電力需要に対応していると述べている。 Berkshire Hathaway本体がおおむねAI関連株を避ける一方で、Berkshire Hathaway Energyは組み込み型のビジネスモデルから恩恵を受けている。規制対象の公益事業は電力需要の増加に伴い、より多くの電力を売却することで収益を得るとともに、発電・貯蔵・送配電インフラに投資された資本に対する規制利益率を獲得する。同社は約340億ドルの資本計画を遂行しており、認可されたドルはすべて数十年にわたって安定した利益の基盤となる。

    Berkshire Hathaway Energyの成長は規制当局による料金引き上げの承認に左右されており、これは保証されていない。また、PacifiCorpにおける野火リスクを含め、同事業は実質的な負債を抱えている。AIインフラブームへの本物の投資である一方で、高成長事業ではなく着実で緩やかな貢献者である。

  4. 4

    Boeing、Coca-Colaが急伸——投資家がAI関連株から資金をシフト

    当日の市場動向によると、AI関連株から資金が流出する中、Boeingが6%上昇し、Coca-Colaが4%値上がりした。 このシフトは、最近の取引を支配してきた人工知能セクターを超えた投資家の関心の広がりの可能性を示唆しており、AI重視のポジショニング期間を経た後、伝統的なブルーチップ株が再び人気を取り戻していることを示唆している。

    このローテーションが継続する程度——それが一時的な利益確定の動きを反映しているのか、それともAI以外のセクターへの市場焦点のシフトが持続しているのかどうか。

  5. 5

    Visaが効率化とAI推進のため2,600人の人員削減を実施

    Visaは効率化とAI投資への戦略的転換の一環として、2,600人の人員削減を発表した。 この人員削減は、大手金融インフラ企業でさえ自動化と人工知能能力の強化を優先するため組織再編を進めており、決済処理業務の在り方を大きく変える可能性があることを示している。

    削減による節減効果をAIと効率化の向上にどの程度投資できるかが、Visaが期待する経営面でのメリットが実現するかどうかの鍵となる。

  6. 6

    Coca-Cola Consolidated、AI時代の安全資産として注目される

    決算プレビュー分析によると、Coca-Cola ConsolidatedはAI株への熱狂が冷める局面での守り系投資先として位置付けられている。 AI関連の市場変動が続く中、安定したキャッシュフローを持つ従来型の飲料ボトリング企業は、セクターローテーションとテック株の調整から逃避を求める投資家にとって魅力的になる可能性がある。

    同社の決算報告は、より広範な市場センチメントの変化の中で、この守り系ポジショニングが実績によって支持されるかどうかを確認する上で重要になる。

今後の注目点

水曜午後のFRB発表とAI関連企業の決算発表がどのように市場に受け止められるか、そしてそれが現在のAI株からの利益確定売りが一時的なものか、それとも市場全体がAI以外のセクターへシフトしているのかを判断する上で重要なポイントとなります。同時に、Berkshire Hathaway EnergyやVisaといった企業がどれだけ効率化投資をAI関連に振り向けられるかが、今後の成長トレンドを左右する鍵となるでしょう。

情報ソース

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