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主要企業のAIニュース

2026年9月18日

主要企業のAIニュース

今日の要点

ハネウェルCTOはAIを特別視する議論をやめると述べ、John DeereやServiceNowは現場向けAIアシスタントとAIガバナンス製品を相次いで投入した。一方、LockheedはPAC-3を3倍、THAADを4倍に増産する方針を示し、Morgan StanleyはBookingをOverweightと評価した。

主要ニュース

  1. 1

    Honeywell CTO Mehul Patel:AIについて語るのはいずれやめる

    シカゴで開かれたIMTSのメディアパネルで、Honeywell TechnologiesのCTO Mehul Patel氏は、AIが日常化するにつれ企業はいずれAIについて語らなくなるだろうと予測。Fanuc AmericaのCEO Mike Cicco氏は、物理ロボットに対するAIの効果はまだスタートラインに立ったばかりだと述べた。 Patel氏の予測は、AIの価値が戦略資料でAIという言葉がどれだけ登場するかではなく、工場システムが自律して安定稼働するかどうかで判断されるようになることを示唆している。

    Cicco氏によればロボットへの指示と実際の動作の間に位置するというFanucの保護層が、自律型の工場作業が信頼を得られるかの試金石となる。Fanucのロボット総数が2023年に到達した100万台を今後どう超えていくかに注目だ。

  2. 2

    Morgan StanleyがBookingにOverweight評価、目標株価230ドルを設定

    Morgan StanleyのアナリストMatthew Cost氏がBooking Holdingsのカバレッジを開始し、Overweight評価と230ドルの目標株価を設定。AIは「OTAにとって脅威ではなく、新たな獲得チャネルであり製品機会」だと述べた。 AI検索ツールやチャットボットが旅行プラットフォームを予約プロセスから締め出すのではないかという業界全体の懸念に反論する内容で、Morgan StanleyはむしろAIが高価値のトラフィックを送り込んでくると主張している。

    この見立ての鍵は、AIツールが既存事業者への予約を導く検索レイヤーとして機能するのか、それとも彼らを飛ばしてしまうのかにある。Morgan Stanleyはオンライン旅行予約が2026年から2030年にかけて年約7%成長すると予想している。

  3. 3

    LockheedのJim Taiclet CEO:PAC-3を3倍、THAADを4倍に

    Jim Taiclet CEOはMorgan Stanleyのパネル討論で、LockheedがF-35と先進ミサイルに、より安価な自律型システムや対ドローンシステムを組み合わせ、AI駆動の「ミッションテクノロジーロードマップ」を活用する方針を明らかにし、PAC-3の生産を3倍、THAADを4倍に増やし、2030年までに80億ドルから90億ドルを投資する見通しを示した。 この転換によりLockheedは個々の兵器の製造業者ではなく「ミッションインテグレーター」として位置づけ直されることになり、生産目標の裏にある複数年にわたる契約は、単発の受注ではなく持続的な需要を示唆している。

    Taiclet CEOは拡張における最大のリスクとしてサプライチェーンの能力を挙げたため、3倍・4倍という目標はサプライヤーが追随できるかどうかにかかっている。まだフルレート生産に移行していないと同CEOが述べたJATM/AIM-260にも注目だ。

  4. 4

    John Deere、オペレーションセンターにAIアシスタント「JD」を追加

    9月1日、DeereはオペレーションセンターにAIアシスタント「JD」を導入した。農家が自らのデータについて、燃料使用量、収量、機械の性能、収穫時期などを質問できる。 このツールは、農家が自らの営業活動を理解するうえで、機械だけでなくDeereへの依存を深めるもので、同社の既存の市場地位を強固にする可能性がある。

    Deereは、農家が自らのデータを管理し、その使用方法を理解すべきだとしており、同社のソフトウェアの役割が拡大するなかで、こうした管理が機能し続けるかが試される。

  5. 5

    Lockheed Martin、リヤドでのAIインターンシップを終了

    Lockheed Martinは、サウジアラビアの大学生を対象に、AI、ロボティクス、先端製造分野の夏季インターンシップをリヤドで実施し、無人航空機工場の自動化や回転翼機のログカードデータ抽出に関するプロジェクトに取り組んだ。 このプログラムは実践的なプロジェクトと専門家によるメンタリングを組み合わせ、現地の技術スキル育成を目指した。参加者の中には同社のサプライチェーンチームに加わった者もいる。

    こうしたプログラムが持続的な現地の産業能力につながるかはまだ証明されておらず、インターン生の何人がこの分野に留まるかにかかっている。Lockheedの同国での継続的な関与を注視すべきだ。

  6. 6

    ServiceNow、AIガバナンス向けにAI Control Tower、Context Engine、Shift Zeroを発表

    ServiceNowはAI Control Tower、Context Engine、Shift Zeroを投入した。企業が業務全体でAIによる自動化を広げるなか、AIエージェントのアクセス管理、IDガバナンス、セキュリティ遵守を支援するツール群となる。 これらのツールは、ServiceNowのAI戦略を単なる生産性向上チャットボットではなく、ガバナンスとコンプライアンスへの具体的な支出につなげるものだ。大企業顧客は、エージェントのアクセスを監視し、ワークフロー全体にセキュリティポリシーを適用できるようになる。

    短期的な変動要因は、AIインフラコストの上昇で利益率を圧縮せずに、顧客がAI Control Towerをどれだけ迅速に導入できるかだ。導入のペースと、ガバナンスツールが飽和状態になって価格決定力が弱まるかどうかに注目したい。

今後の注目点

Fanucの保護層が自律型工場の信頼を左右するか、そしてAIが予約の入口となるのか既存企業を飛ばすのかが今後の焦点だ。Deereのデータ管理やLockheedの現地人材定着、AI Control Towerの導入ペースも、持続的な成長を占う上で注目される。

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