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自動運転

2026年9月25日

自動運転

今日の要点

米当局がcomma.aiの運転支援システムを衝突5件・死者3人で調査に入り、安全性への懸念が改めて強まっている。一方でルネサスとティアフォーはエッジAIの量産に動き、東急とパナソニック コネクトは東横線でドア閉扉AIを展開するなど、実用化は着実に進む。ミネアポリス市議はWaymo車に運転手の同乗を義務付ける案を提起し、自動運転の責任の所在が技術導入と同時に問われる段階に入った。

主要ニュース

  1. 1

    NHTSA、comma.aiを衝突5件・死者3人で調査

    NHTSAの欠陥調査局は、comma.aiの装置を使っていた運転者が停車中または低速の車に衝突した5件の事故を把握しており、3人が死亡、11人が負傷したとしている。 連邦の監視が工場出荷システムだけでなく後付けの運転支援装置にも及ぶことになり、こうした追加製品の販売方法に影響を与える可能性がある。

    調査の結論は、調査官が事故と装置自体の関連を立証できるかどうかにかかっている。comma.aiの999ドルの装置は2020年、Consumer ReportsでOEMシステムを上回る評価を得た。

  2. 2

    Redditユーザー、昼間データ拡張提案

    Redditユーザー/u/danson729氏が、大規模なラベル付きデータセットを対象環境に合わせて変換する手法を提案。物理ベースの効果と制約付き生成モデルを使い、対象カメラの画質に合わせる。 カメラ映像は晴れた昼間が大半で、モデルが苦手とする夜間・霧・雨・眩しさは希少。ラベルを保ったままこうした希少ケースを増やせる可能性がある。

    提案はフィードバック募集であり検証済みの結果ではないため、シミュレートした条件が実際の対象映像に転移するかが鍵。晴天のHD走行動画を雨の夜の安価なドライブレコーダー映像に変換する例がある。

  3. 3

    ルネサスとティアフォー、エッジAI量産へ

    DRP-AIアクセラレータを0.5TOPS〜80TOPSで展開するRenesasが、2026年8月に自動運転ソフトウェアのティアフォーと組み、レベル4向けチップで提携した。 クラウドAI投資は過剰ではないかとの疑念が広がるなか、カメラ・ロボット・車載向けのオンデバイスチップが次の主戦場に浮上。日本の低消費電力設計の強みが生きるとみられる。

    Renesasの勢いは車載チップ需要、SiC在庫と契約リスク、大型M&Aに伴うのれん次第。2026年7月1日以降に見込まれるSiTimeタイミング事業譲渡による約4,433億円の利益に注目。

  4. 4

    Physical AIが車載SoC設計変える

    DIGITIMESは、エンドツーエンド自動運転が主流となり、Physical AIの推論需要が車載SoC設計を変えつつあるとする報告書を公表。 それにより、こうしたチップの設計と評価の中心は、現在の汎用プロセッサではなくアクセラレータになる。

    3x3マトリクスは規格ではなく評価枠組みで、チップ設計者の採用はベンダー次第。報告書が名指しした主要ベンダー向け仕様の詳細に注目したい。

  5. 5

    東急とパナソニック コネクト、東横線でドア閉扉AI展開

    東急電鉄とパナソニック コネクトは2026年9月17日から、代官山から横浜までの東横線20駅(渋谷を除く)で乗務員支援ホーム監視AIシステムを順次導入する。 ワンマン運転の運転士のドア閉扉確認を支援するシステムで、乗客や駅員のバリアフリー合図を検知し運転台モニターに表示する。都立大学駅と多摩川駅での実証実験で一定の効果が確認された。

    導入は綱島駅から始まり他駅へ広がるため、実証実験の2駅以外でも意図通り機能するかが試される。2026年9月17日の開始日に注目だ。

  6. 6

    ミネアポリス市議、Waymo車に運転手義務付け案

    ミネアポリス市議4人が、自動運転車に最低賃金以上の有資格運転手を「安全モニター」として同乗させる条例案を提出。9月22日に公聴会。 人が自動運転車のハンドルを握り続けることになり、労働者と安全への懸念を反映。25州で65件超の法案がある中、同様の措置を進めた米国の都市は他にない。

    条例案の行方は市議会公聴会と、支持せず州の判断に従うと述べたJacob Frey市長次第。可決されれば来年10月に発効する。

今後の注目点

今後の焦点は、調査官が事故と装置そのものの関連を立証できるかどうかだ。comma.aiの999ドルの装置は2020年にConsumer ReportsでOEMシステムを上回る評価を得ており、その評価が実際の事故原因の判断でどう扱われるかに注目したい。

情報ソース

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