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オープンソースAI

2026年6月3日

オープンソースAI

今日の要点

Alibaba(アリババ)が新しいAIモデル「Qwen3.7-Plus」を発表したが、今回は有料版のみでオープンソース(誰でも無料使用可能)版は提供せず、同社の方針転換が話題に。ゲーム用グラフィックカード「RTX 3090」でも高性能な画像・動画解析AIが動作することが実証され、個人でも本格的なAI活用が現実的に。Microsoft(マイクロソフト)がAIシステムのテスト作成を簡単にするツールをオープンソースで公開。

主要ニュース

  1. 1

    AlibabaがAIモデルの戦略を転換、新作「Qwen3.7-Plus」を有料版のみで提供

    中国のAlibaba(アリババ)が6月2日、新しいAIモデル「Qwen3.7-Plus」を発表した。テキスト、画像、動画を処理でき、前世代より60%安い価格で提供される。しかし、これまでオープンソース(誰でも無料で使える形で公開)で提供していた方針を転換し、今回は有料API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)でのみ利用可能とした。

    これまでAlibabaの無料AIモデルを使っていた企業や開発者は、今後は有料サービスに移行するか、他社の無料モデルを探す必要がある。

  2. 2

    5年前のゲーミングPC「RTX 3090」で高性能AI画像解析が実現、個人利用が現実的に

    Reddit(レディット)ユーザーが6月2日、5年前のグラフィックカード「RTX 3090」を使ってQwen3.6-35BというAIモデルを動作させ、画像や動画の詳細な解析に成功したと報告した。処理速度は秒間160トークン(単語レベルの処理単位)を達成し、同時に映画の再生も問題なく行えた。

    高価な最新ハードウェアを購入しなくても、中古のゲーミングPCで本格的なAI画像・動画解析ができるようになり、個人や小規模企業でもAI活用の敷居が下がった。

  3. 3

    Google製AIエンジン「LiteRT」でテキスト生成速度が2.4倍向上、処理効率が大幅改善

    Google(グーグル)のLiteRTエンジンを使用したGemma 4 E4BというAIモデルで、テキスト生成速度が従来の2.4倍に向上したという検証結果が6月2日に報告された。同じハードウェアでより高速に文章を生成できるようになった。

    AIを使った文章作成ツールやチャットボットの応答速度が向上し、仕事や学習での待ち時間が短縮される可能性がある。

  4. 4

    オープンソースAI用GPU選びを簡単にする対話型ツールが登場、ハードウェア選択を支援

    AgentSwarmsブログが6月2日、AIモデル(LLM:大規模言語モデル)を動作させるのに必要なGPU(グラフィックカード)を簡単に選べる対話型ツールを公開した。モデルサイズや圧縮方式を選択すると、必要なハードウェア要件が自動計算され、適切なGPUが提案される。

    AI導入を検討する企業や個人が、試行錯誤なしで適切なハードウェアを選択できるようになり、無駄な投資を避けられる。

  5. 5

    MicrosoftがAIテスト作成ツール「ASSERT」をオープンソース公開、開発効率向上へ

    Microsoft(マイクロソフト)が6月2日、AIシステムの動作テストを文章で記述するだけで自動生成できるツール「Adaptive Spec-driven Scoring for Evaluation and Regression Testing(ASSERT)」をオープンソースで公開した。従来の複雑なプログラミングが不要になる。

    AI機能を持つアプリやサービスの品質検証が簡単になり、より安定したAI製品が市場に出回るようになる可能性がある。

今後の注目点

Alibabaの方針転換により、他の中国系AI企業も有料化に向かう可能性がある。また、個人向けAIハードウェアの価格帯が下がり続けており、一般消費者向けの高性能AIツールの普及が加速する見通し。

情報ソース

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