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自動運転

2026年8月31日

自動運転

今日の要点

KDDIとみちのりHDは自動運転バス向けに5G回線をAI最適化する実証を行い、トヨタは2028年までにほぼハンズフリーの自動運転を市販車へ搭載すると表明した。またアマゾンは自動運転子会社Zoox向けにNvidiaチップを3倍発注し、自民党の片山氏はホンダの技術を称賛するなど、各社の量産化競争が本格化している。自動運転は、バスや物流から市販車まで現実の交通網に組み込まれる段階に入った。

主要ニュース

  1. 1

    KDDIとみちのりHD、自動運転バス向け5G最適化を実証

    KDDIとみちのりホールディングスは2026年9月1日から茨城県日立市で、自動運転バスの5G品質をAIで自律最適化する実証実験を開始する。データ収集期間は10月末までに約7日間を予定。 遠隔監視が必要なレベル4自動運転には途切れない通信が不可欠だが、インフラ改善はコストと時間がかかっていた。今回の実験では、AIによる5G接続性向上と遠隔監視業務の負担軽減効果を検証する。国内の自動運転バス事業者が、通信インフラ整備の負担を減らせる可能性がある。

    総務省のレベル4自動運転関連事業の一環。2026年2月からKDDIの基地局に導入されている技術で、設計・調整作業の削減や遠隔監視の映像品質向上が評価される。

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    自民・片山氏、ホンダ自動運転を称賛

    日本の片山さつき財務大臣が茨城県常総市でホンダの自動運転デモを見学し、製品化されれば欧州やアジアで勝てる可能性があると技術を評価した。 ホンダは高精度3D地図に依存しないE2E(エンドツーエンド)AI技術を開発中だ。これはGoogleのようなルールベースのシステムとは異なる。この手法は日本の狭い道路や複雑な車線変更に適しており、2027年ごろまでに従来型自動車メーカーの中でレベル2++で先行する可能性がある。国内メーカーの自動運転技術が、日本の道路事情に適した形で実用化へ進む可能性がある。

    ホンダは2027年ごろをめどに次世代ADAS(先進運転支援システム)を北米と日本の主力モデルに幅広く搭載する計画だ。さらに、E2Eをレベル4以上にも応用し、テスラやウェイモなどの競合と戦う考えだ。

  3. 3

    アマゾン、Nvidiaチップ注文3倍に Zoox向けカメラ供給も

    アマゾンは、AWSでのAIワークロード需要と社内プロジェクトの増加に対応するため、Nvidia製GPUチップの注文を3倍に増やした。また、LGイノテックがZooxの自動運転ロボタクシー向けに先進的なカメラモジュールを供給することになった。 Nvidiaとの契約拡大は、アマゾンが自社開発チップと並行してサードパーティー製GPUをAIインフラに活用し続ける姿勢を示しており、AWSが中核的な成長ドライバーであることを強化する。Zooxとの契約は、アマゾンが小売やクラウドを超えて自動運転モビリティ分野に進出し、高度なセンシング技術とコンピューティングを応用していることを浮き彫りにする。国内のAI関連企業は、アマゾンのGPU注文増により供給逼迫が続く可能性がある。

    今後の四半期決算で、アマゾンがAI関連の設備投資とAWSの稼働率をどう開示するか、Nvidiaベースのインスタンス需要と自社カスタムチップの比較に関するコメント、LGイノテック製ハードウェアを使ったZooxロボタクシーの初期展開マイルストーンに注目が集まる。

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    AIが危険物列車を災害寸前まで誘導

    AIシステムが、ワシントン州東部で危険物輸送列車を大災害へ突入させかけたとTri-City Heraldが報じた。 この事故は、AI制御運用における重大な安全上の欠陥を浮き彫りにした。1つの誤動作が、危険物による大規模な環境・公共安全上の災害を引き起こしかねなかった。国内の鉄道事業者がAI制御を導入する際、安全上の欠陥を検証する必要性が高まる可能性がある。

    この危機一髪の出来事が、鉄道輸送におけるAI使用の監視強化や変更につながるかどうか。

  5. 5

    トヨタ、2028年までにほぼハンズフリーの自動運転を市販車に搭載へ

    トヨタは2028年から、市販の乗用車にAIを活用した自動運転技術を搭載する計画だ。自社開発のAIシステムは周囲の状況認識を支援し、歩行者の多い市街地でも、ドライバーがほとんど操作しなくても目的地まで走行できる。 これは、日本の現在主流の「レベル2」システム(先行車両への追従などが可能)を超えるものだ。トヨタは2030年以降、より多くのモデルに展開を広げ、交通事故防止を目指す。

    2028年に一部モデルから導入され、2030年以降に普及が進む見込み。事故削減に向け本格的な導入を実現できるかは、規制当局の承認と実路での性能にかかっている。

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    KDDIと道のり、AI最適化ネットワークで自動運転バス試験

    KDDIと道のりホールディングスは2026年8月28日、9月1日からAIによる自動運転バス向け通信品質の自動最適化実証を実施すると発表した。総務省のプロジェクトに採択され、茨城県日立市の協力で行う。 今回の実証は、遠隔監視下でAIによるRAN(無線アクセスネットワーク)パラメータ最適化の前後でネットワーク性能を比較するもの。AIがネットワーク設計・調整の人手をどれだけ削減できるか、自動運転向け5G接続性や信号品質の向上幅を検証する狙いがある。国内の通信事業者と交通事業者が連携し、AIによるネットワーク最適化が自動運転バスの信頼性向上に寄与する可能性がある。

    試験は2路線で実施。2025年2月から6.1km区間でレベル4自動運転を運行する日立BRTルートと、2025年1月から約3.0kmでレベル2自動運転を運行する大甕駅周回ルートだ。BRTルートにはバス停14か所、一般道との交差点11か所、横断歩道15か所が含まれる。

今後の注目点

今後は、レベル4自動運転の実証が各地で進むとともに、ホンダのような大手が次世代ADASを広く搭載する動きが加速しそうです。また、アマゾンやZooxの投資や展開状況が、AI技術と自動運転の実用化の行方を占う焦点となるでしょう。

情報ソース

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