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AI関連株・マーケット

2026年9月10日

AI関連株・マーケット

今日の要点

アマゾンとのAI契約を受けクアルコムの目標株価は180ドルへ引き上げられ、ブロードコムもAI向けカスタムチップの急成長で機関投資家から新規採用されるなど、AI半導体への資金流入は続いています。また、光通信関連銘柄やAIエージェント開発のCognition AIが大型調達を行う一方、黄CEOのAGI宣言には市場は冷静な反応を示しました。短期的な話題性よりも、実際の受注や収益で裏付けられたAI関連株への選別がさらに強まる展開です。

主要ニュース

  1. 1

    アマゾンAI契約でクアルコム目標株価180ドルに

    RBCキャピタル・マーケッツはクアルコムの目標株価を160ドルから180ドルに引き上げ。アナリストのスリニ・パジュリはセクター・パフォーム評価を維持。 契約の購入義務は最大600億ドルに達する可能性があり、RBCは全マイルストン達成時に今後10年で年間約60億ドルの追加収入を見込む。

    収入は2026年12月四半期に開始見込みで、一部プログラムは既に生産段階。実現は関連マイルストンの達成次第。

  2. 2

    アメリカン・センチュリーがブロードコムを新規採用

    フォーカスト・ダイナミック・グロース・ファンドが2026年第2四半期レターでブロードコム(NASDAQ:AVGO)新規採用、カスタムASICとネットワーキングチップでの主導的地位を強調。 同ファンドはブロードコムの株価が過去1か月で13.20%下落、過去52週で2.29%下落してもポジションを開始。2026年9月8日時点で1株368.56ドル、時価総額1.75兆ドルだった。

    同ファンドの見方はAI主導の半導体の急成長がブロードコムの成熟ソフトウェア事業を上回るかにかかる。投資家クラスは16.38%のリターンでラッセル1000グロース指数の16.74%を下回った。

  3. 3

    ブロードコムAI収益がカスタムチップで急増

    ブロードコムの2026年度第3四半期売上高は295億9000万ドルで前年比85.5%増、AI半導体収益は167億ドルで同221%増。第4四半期のAIチップ売上高は約217億ドルを見込む。 AI収益は前期比54%増と加速し、2028年度には2300億ドルに達する見込み。Google向けTPUやMeta向けMTIAなどカスタムチップが一部ワークロードでNVIDIA GPUを代替しつつある。

    AnthropicやOpenAIなどとの2027〜2028年の契約執行で勢いを維持できるか。2028年度の1株当たり利益が30ドル超えの目標は達成見込みと経営陣は表明。

  4. 4

    ザックスが光関連3銘柄をAI需要で推奨

    Lumentum Holdings、Coherent、MACOMを推奨。いずれもザックス・ランク1位または2位で短期的上昇余地が大きい。 これらの銘柄は年初来で既に上昇しており、製品はAIデータセンターに不可欠。従来の銅配線では400Gbps~800Gbpsの速度に対応できないが、フォトニクスなら可能だ。

    Lumentumは2027年度第1四半期の売上高を12億2500万~12億7500万ドルと予想。中間値の12億5000万ドルは前年同期比130%超の成長を意味する。

  5. 5

    Cognition AI評価$48bnに Series Eで$2bn調達

    Cognition AIは新規投資家であるAndreessen HorowitzとAccelが主導するSeries Eラウンドで$2bnを調達。評価額は$48bnに達した。 前回調達ラウンド以降、実行率ベースの売上は$492mから約$900mへ増加。AIエージェント「Devin」の大企業での採用拡大が寄与した。

    Nvidia、Citi、GE Aerospace、Mercedes-Benzなど業界をまたぐ顧客基盤が評価の焦点。独立系エージェント研究室としてモデルを選択・組み合わせる戦略が差別化につながる。

  6. 6

    黄氏がAGI宣言、市場は冷淡

    黄氏がOpenAIのAstraでAGIが到来したと宣言。10万基のGrace Blackwellで学習。市場は冷淡で、Nvidiaは2%安、CoreWeaveは15%高、SoftBankは2%高。 Nvidiaは「成長しすぎて手に負えない」状況。四半期売上960億ドル、前年比106%増。トレーダーはAGIニュースで買うより、他銘柄の資金源と見なす。

    Astraが10億ドル企業を築けるかが黄氏のAGI基準。Gil Luriaは「仮説に過ぎない」と指摘。1人の個人がAIモデルで10億ドル事業を生むまで確証はない。

今後の注目点

今後の焦点は、AI半導体需要が従来のソフトウェア事業の成長を実際に上回るかどうか、そして2027〜2028年にかけて大手AI企業との契約が着実に収益へとつながるかです。また、各社の売上高目標や幅広い業界の顧客基盤が、実績としてどこまで裏付けられるかが投資判断のカギとなるでしょう。

情報ソース

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