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自動運転

2026年9月1日

自動運転

今日の要点

Uber幹部は「15〜20年後には車の所有が消える」と予言し、ソウルではロボタクシー200台が投入されます。トヨタは2028年にほぼ手放しの自動運転を搭載し、KDDIとみちのりHDは自動運転バス向けに5G最適化を実証しました。アマゾンはZoox向けにNvidiaチップを3倍注文し、自動運転の社会実装は確実に前進しています。

主要ニュース

  1. 1

    Uber幹部「15〜20年後、車所有は消滅」

    Uberの社長兼COOアンドリュー・マクドナルド氏は、15〜20年後には誰も車を所有せず、運転免許も不要になると予測。自動運転車や自転車、スクーター、公共交通機関が個人の車所有に取って代わると述べた。 マクドナルド氏は、個人所有の車は「誰もが持つ資産の中で最も非効率」と指摘。1日の98%は使われずに放置され、価値は下がり、維持費もかさむ。新車価格は過去6年で30%も上昇しているという。

    Uberは自社の自動運転車両 fleet 計画を断念し、現在はWaymoやWaabiなどの企業と提携して自動運転車をネットワークに組み込んでいる。CEOのダラ・コスロシャヒ氏も、15〜20年以内にほとんどの移動がロボットによって担われると予測している。

  2. 2

    ソウルでロボタクシー200台投入へ

    小馬智行(Pony.ai)と韓国のFutureLinkは8月28日、汝矣島(ヨイド)のコンラッド・ソウルで戦略的協力協定を締結した。両社は第7世代ロボタクシー200台を導入し、2028年までにソウルで完全無人運行を目指す。 韓国市場で自動運転ベンダーが商業展開に乗り出すのは初めてで、同国のロボタクシー業界はまだ商業化のハードルを越えていない。小馬智行のCEOである彭軍(ジェームズ・ペン)は、FutureLinkの会長兼CEOとともに調印式に出席した。韓国のロボタクシー導入が、国内の自動運転関連事業に先行事例として影響を与える可能性がある。

    2028年までの完全無人運行という目標は、韓国におけるロボタクシー配備の大きな前進となる。この合意はアジアビジネスデイリーとSBSが報じた。

  3. 3

    トヨタ、2028年にほぼ手放しの自動運転搭載へ

    トヨタは2028年から、市販の乗用車にAIベースの自動運転技術を搭載すると発表した。自社開発のこのシステムは、AIが周囲の状況認識を支援し、歩行者の多い市街地でもほとんど運転操作を必要とせず目的地まで走行できる。 これは日本で現在主流の「レベル2」の自動運転(前走車への追従機能など)を超える一歩となる。トヨタは2030年以降に技術をさらに多くのモデルへ拡大し、交通事故防止に向けた普及を目指す。

    展開は2028年に始まり、2030年以降に適用範囲を広げる方針。どのモデルに最初に搭載されるかや価格帯については明らかにされていない。

  4. 4

    KDDIとみちのりHD、自動運転バス向け5G最適化を実証

    KDDIとみちのりホールディングスは2026年9月1日から茨城県日立市で、自動運転バスの5G品質をAIで自律最適化する実証実験を開始する。データ収集期間は10月末までに約7日間を予定。 遠隔監視が必要なレベル4自動運転には途切れない通信が不可欠だが、インフラ改善はコストと時間がかかっていた。今回の実験では、AIによる5G接続性向上と遠隔監視業務の負担軽減効果を検証する。国内の自動運転バス事業者が、通信インフラ整備の負担を減らせる可能性がある。

    総務省のレベル4自動運転関連事業の一環。2026年2月からKDDIの基地局に導入されている技術で、設計・調整作業の削減や遠隔監視の映像品質向上が評価される。

  5. 5

    自民・片山氏、ホンダ自動運転を称賛

    日本の片山さつき財務大臣が茨城県常総市でホンダの自動運転デモを見学し、製品化されれば欧州やアジアで勝てる可能性があると技術を評価した。 ホンダは高精度3D地図に依存しないE2E(エンドツーエンド)AI技術を開発中だ。これはGoogleのようなルールベースのシステムとは異なる。この手法は日本の狭い道路や複雑な車線変更に適しており、2027年ごろまでに従来型自動車メーカーの中でレベル2++で先行する可能性がある。国内メーカーの自動運転技術が、日本の道路事情に適した形で実用化へ進む可能性がある。

    ホンダは2027年ごろをめどに次世代ADAS(先進運転支援システム)を北米と日本の主力モデルに幅広く搭載する計画だ。さらに、E2Eをレベル4以上にも応用し、テスラやウェイモなどの競合と戦う考えだ。

  6. 6

    アマゾン、Nvidiaチップ注文3倍に Zoox向けカメラ供給も

    アマゾンは、AWSでのAIワークロード需要と社内プロジェクトの増加に対応するため、Nvidia製GPUチップの注文を3倍に増やした。また、LGイノテックがZooxの自動運転ロボタクシー向けに先進的なカメラモジュールを供給することになった。 Nvidiaとの契約拡大は、アマゾンが自社開発チップと並行してサードパーティー製GPUをAIインフラに活用し続ける姿勢を示しており、AWSが中核的な成長ドライバーであることを強化する。Zooxとの契約は、アマゾンが小売やクラウドを超えて自動運転モビリティ分野に進出し、高度なセンシング技術とコンピューティングを応用していることを浮き彫りにする。国内のAI関連企業は、アマゾンのGPU注文増により供給逼迫が続く可能性がある。

    今後の四半期決算で、アマゾンがAI関連の設備投資とAWSの稼働率をどう開示するか、Nvidiaベースのインスタンス需要と自社カスタムチップの比較に関するコメント、LGイノテック製ハードウェアを使ったZooxロボタクシーの初期展開マイルストーンに注目が集まる。

今後の注目点

自動運転の主役は“自社開発”から“協業”へと移り、今後は各社の提携戦略と、2026〜2028年にかけての実用化計画が具体的な動きを見せる時期です。特にホンダや韓国での配備目標など、市販車とサービスの両面で「いつ、どこで、どの価格帯で」が明らかになるかに注目が集まります。

情報ソース

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