AIToday毎日のAIニュースダイジェスト

AIビジネス・産業

2026年9月20日

AIビジネス・産業

今日の要点

AI創薬のTwist BioscienceがEli Lillyと契約し株価が7%上昇、半導体製造装置のLam Researchも最高業績で7%高となるなど、AI関連投資の資金は創薬から半導体装置まで幅広く広がっている。シティはメモリー半導体の供給不足が2031年まで続くと予想し、Micronは2027年にNvidiaを凌ぐとの見方も出るなど、AI需要はメモリーと製造装置に恩恵をもたらす構図が鮮明だ。

主要ニュース

  1. 1

    Twist BioscienceがEli LillyのTuneLab契約を獲得、株価7.1%上昇

    Twist Bioscienceが、Eli LillyのAI駆動型創薬プラットフォーム「TuneLab」に抗体特性評価データサービスを提供することで合意し、株価が7.1%上昇した。 この合意によりTwist BioscienceはAI創薬と結びつき、アナリストは同社の抗体データ事業に大きなAI機会を見出している。

    株価の勢いは上昇が続くかどうかにかかっており、最初の支持線は155ドル~157。Leerinkは目標株価を120ドルから160ドルに引き上げた。

  2. 2

    シティ、メモリー半導体の供給不足は2031年まで拡大と予想

    シティは、HBMのビット需要が2027年に62%増の752億ギガビット、2028年にはさらに69%増の1270億ギガビットに達し、DRAMの需給比率は-8.7%と-9.7%になると予測している。 シティは供給の伸びが需要に追いつかないと見ており、メモリー不足は2028年まで解消せずむしろ拡大しそうだ。価格や入手性への圧力が続く可能性がある。

    この予測の鍵は、シティが想定するように継続的学習が本当にAIの中心テーマになるかどうかだ。シティはSamsung Electronics、SK Hynix、Micron、Sandisk、Kioxiaをメモリーの有望銘柄として挙げている。

  3. 3

    Lam Research、2026会計年度に過去最高業績 株価6.98%上昇

    Lam Researchは2026会計年度に過去最高業績を達成し、利益率目標の引き上げと増配を発表した。株価は1日で6.98%上昇し288.11ドルとなったが、90日リターンは25.94%下落している。 1日で6.98%の上昇は、過去最高業績を投資家が依然として評価していることを示す一方、90日間の下落は成長期待とリスクを投資家が見直していることを示唆している。

    強気シナリオは、AI主導のメモリ支出サイクルが力強さを維持し利益率が保たれるかどうかにかかっており、プレミアムなバリュエーションはセンチメントが冷え込んだ場合の余地がほとんどない。

  4. 4

    RTX、AIで点検時間を30%以上短縮

    RTXによると、AIを活用したボロスコープ検査によりエンジン点検の全体時間が30%以上短縮され、レポート作成は数時間から数分に短縮された。また、予測分析は冷却・換気装置に対して約90%の精度を達成した。 手作業の時間が減り、より早い段階で警告が得られることで、修理を予定された停止時間内に計画できるようになり、遅延に発展するのを防げる。

    最終判断は依然として作業員が下すため、AIの指摘が技術者の発見と一致するかどうかが効果の鍵となる。ボロスコープツールを全社的に展開する計画に注目したい。

  5. 5

    KLAがAehrを上回るAI関連株として優位、Motley Foolが指摘

    2026会計年度にAehrは売上高5000万ドル(15.2%減)、純損失710万ドル、フリーキャッシュフローはマイナス540万ドルを計上した一方、KLAは売上高136億ドル(11.7%増)、純利益48億ドル、フリーキャッシュフロー38億ドルを報告した。 KLAは収益性と配当により、AI関連エクスポージャーとしてより安定した選択肢となる一方、Aehrの損失とキャッシュ消費は投資家にとってより高いリスクを示している。

    Aehrの高い株価バリュエーションは今後の成長がすでに織り込まれていることを示唆し、上昇余地を限定しているほか、顧客集中も引き続き主要なリスクだ。Aehrの記録的な6070万ドルの受注残が収益性のある売上高につながるかどうかに注目だ。

  6. 6

    Micronが2027年はNvidiaを凌ぐ、8000億ドルのAI支出が迫る中で

    Yahoo FinanceがNvidiaとMicronを比較し、2027年により優れたAI株としてMicronを選んだ。根拠として、Micron経営陣がメモリーチップ不足は2028年まで緩和しないと述べたこと、Nvidiaが来年70%の増収を見込んでいることを挙げている。 Micronの優位性は、価格を引き上げられるメモリーチップの供給逼迫にかかっているとみられ、これはNvidiaの現在の成長急伸よりも長く続くと見られている。

    Micronは2027年半ばから2028年を通じて稼働する見込みの工場を増設中で、ウォール街のアナリストはMicronが88%の成長を記録し、Nvidiaの70%を上回ると予想している。

今後の注目点

今後の焦点は、継続的学習がAIの中心テーマとなり、AI主導のメモリ支出サイクルが強さを保てるかどうかだ。Samsung Electronics、SK Hynix、Micron、Sandisk、Kioxiaなどの動向に加え、Aehrの記録的な6070万ドルの受注残が収益性のある売上高につながるか、Micronの工場増設がウォール街の高い成長予想に応えられるか、そしてボロスコープツールの全社展開が現場の技術者の発見と一致するかを見守りたい。

情報ソース

このニュースを友達にシェア

気になりそうな人に、今日のまとめをそのまま送れます。

AITodayで毎日のAIニュースを無料で受け取る

今日のAIを、今日の仕事に。Email / LINE / Slack 配信。

無料で登録する