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AI関連株・マーケット

2026年9月26日

AI関連株・マーケット

今日の要点

アマゾンが2026年の設備投資に約2200億ドルを投じる一方でAI投資の回収遅れが示され、S&Pの上昇も科技・通信セクターに偏るなど、AI関連株は選別色が強まっている。MetaのMuseがApp Store首位を取るなど明るい材料もあるが、QualcommとAmazonの資本提携やAnthropicのIPO遅延観測が示す通り、市場はAIの収益化スピードを見極める段階に入った。

主要ニュース

  1. 1

    Amazon、2026年設備投資に約2200億ドル AI回収は遅延

    Amazon.com(AMZN)は2026年の設備投資として約2200億ドルを計画。北米のサービスコストは低下し、AWSの売上高は2026年度第2四半期に36.7%成長した。 経営陣はAIの投資回収は同じ段階のクラウド事業をやや上回っていると述べているが、経営陣自身の見通しでは回収は数年先である。2026年の計画が増額したのはメモリチップのコスト上昇によるものだ。

    回収はAWSの成長が36.7%前後を維持できるかどうかにかかっており、北米の営業利益率がわずか7.9%では配送コスト上昇の余地がほとんどない中、2026年の支出計画は増え続けている。

  2. 2

    S&P上昇は科技・通信のみ

    9月に上昇したS&Pセクターはテクノロジーと通信サービスの2つだけ。他は約2〜6%下落。 上昇はわずか2セクター頼みで、9月相場の強さは広がりを欠く。

    反発が続くかは、1カ月前に曇ったAI見通しの改善次第。来月のIBD 50でテック銘柄が残留するかを見極めたい。

  3. 3

    MetaのMuseがApp Store首位

    Metaの新しいAIエージェントMuseがAppleのApp Storeで首位に浮上し、大手銀行、保険会社、オンライン旅行代理店の株が今週急落した。 アプリの利用増加を受け、パーソナルAIツールが、いわゆる消費者慣性の恩恵を受ける企業を揺るがすとの懸念が広がった。投資家はこの脅威を織り込みつつあるようだ。

    売りの流れが続くかは、Museの利用増が続くか、投資家がパーソナルAIエージェントをビジネスモデルへの持続的脅威と見なすかによる。The Opening TradeはAI動向の影響を議論した。

  4. 4

    Qualcomm、Amazonと2500万株ワラント契約

    QualcommはAmazonと複数世代にわたるAWS向けチップ契約を締結し、最大600億ドルのチップ購入に連動して最大2500万株のワラントを発行。 ワラントはQualcommの将来をAmazonのAI構築に直結させ、スマホ向けチップ供給企業からデータセンターのパートナーへと移行する中で、安定した需要と長年の受注への道筋を与える。

    強気シナリオはQualcommがこれらの複数年にわたる契約を実行できるかにかかっている。

  5. 5

    AnthropicのIPO、11月にずれ込む可能性

    9月か10月のIPO観測が出る中、WSJはAnthropicの顧問の一部が第3四半期の好決算を示すため11月まで待つよう提案したと報じた。 上場が遅れれば競争力を示す時間は増えるが、直接投資には上場直後の値動きの荒さと収益性への懸念が伴うと記事は指摘する。

    AmazonはすでにAnthropic株を保有し顧客にも名を連ね、Anthropicは10年で最大1000億ドルをAWSに投じると約束。IPO時期は未定だ。

  6. 6

    Madison Investments、2026年第2四半期の上昇を受けてArista Networksを縮小

    Madison Investmentsは、AIデータセンター向けネットワーキング需要と受注残の拡大を背景に、Arista Networksが2026年第2四半期にMid Cap Fundをけん引したと述べたうえで、ポジションを縮小した。Aristaは2026年にAIファブリックスの売上高として少なくともUS$3.5bからUS$3.6bを見込んでおり、これは総額約US$12.6bの範囲内にあたる。 少なくとも1社の大手機関投資家は、Aristaの株価がすでに強い需要と受注残を織り込んでいるとみている。そのため今回の縮小は、目先のカタリストの変化というより、バリュエーションを理由とした利益確定のように見えると同報告は伝えている。

    より大きな変動要因は依然として顧客集中だ。主要購買者の1社か2社がAIデータセンターの建設を一時停止すれば、1つのファンドが売却することよりも大きく響く。大手クラウド事業者が、独自の代替技術よりもイーサネットベースのソリューションを引き続き選好するかどうかに注目だ。

今後の注目点

今後の焦点は、AI相場の反発が続くかどうか、そして来月のIBD 50でテック銘柄が残留するかを見極めることだ。より大きな変動要因は顧客集中にあり、主要購買者の1社か2社がAIデータセンターの建設を一時停止すれば市場全体に大きく響くため、大手クラウド事業者がイーサネットベースのソリューションを引き続き選好するかにも注目したい。

情報ソース

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