
何が起きたか
東京工科大学と八王子市は10月3日から12月25日まで、JR八王子駅南口と桑都の杜の間で無料の自動運転バス(レベル2)を運行する。
なぜ重要か
恒久路線ではなく実証運行であり、無料なのは利用者数や運行データの収集が目的とみられる。
注目点
今年度内に大学が自校キャンパス路線へ展開できるか、コンソーシアムが最終的にレベル4へ移行できるか。
誰に効くか自動運転シャトルを検討する自治体の交通計画担当者や大学運営者は、この無料の固定路線実証が恒久運行を正当化する十分なデータを生むかどうかに注目する。
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10月から12月の実証は、大学と市によるこれまでの取り組みの延長線上にある。3月には大学がスクールバス自動化を狙った一部区間の実証を行った。7月には八王子市が国土交通省の補助対象に選ばれ、大学は自動運転導入に関するコンソーシアム協定を市と締結した。今回の実証はそのコンソーシアムが実施する。
大学は燃料電池バスを含む27台のスクールバスをすでに運行しており、未来モビリティ研究センターも持つ。今年度内にはJR八王子駅からキャンパスまでの路線でも別途実証を計画し、スーパーコンピュータ「青雲」をAI開発に活用して自動運転アルゴリズムをレベル4へ高度化する意向だ。運転者不足と交通空白の解消が目的とされる。
今回の実証がどこまで証明できるかは、無料で運行日が限られるサービスが恒久路線に有用なデータを生むか、大学が監視付きレベル2からより高い自動化へ移行できるかにかかる。その道筋は保証されておらず、結果は同様の連携を検討する他の自治体の関心を集めそうだ。
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