
何が起きたか
OpenAI CEOのSam Altman氏はFortuneのAlyson Shontell氏に対し、IPOは2026年には実施しないと述べた。
なぜ重要か
IPOが2026年に行われないことを公式に確認したのは今回が初めて。OpenAIは6月にIPOの可能性について機密裏に申請しており、目標時期は非公開だった。
注目点
Altman氏は時期を安全性とアラインメントの取り組み、業界と政府の協力体制に結び付けた。上場を急ぐ圧力は感じていないとしている。
誰に効くかOpenAIの上場を待つ投資家や従業員は、より長い期間を見据える必要に迫られる一方、CFOのSarah Friar氏が率いる財務チームは上場に向けた準備を続けている。
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OpenAIの上場計画は史上最大級のIPOの一つと見られてきたが、同社はかねて急ぐ考えがないと述べてきた。OpenAIと競合のAnthropicは今年、上場企業になるための第一歩を踏み出し、OpenAIは6月にIPOの可能性について機密裏に申請した。そうした中、Altman氏の発言は2026年の上場がなくなったことを公式に確認した初めてのものとなる。
安全性の問題は、そうした時期をめぐる議論の一部になっている。先週、OpenAIとAnthropicの両方で働いたことのあるAI研究者Jacob Coxon氏がAnthropicを辞め、安全面の懸念から業界を去るとSNSで述べ、「AIを構築する人々は、それが今10年の終わりまでに人類を滅ぼし得ると本気で信じている」と書いた。この投稿を受けて、AI開発競争を減速させるよう求める声が上がった。Altman氏は、AIが人類に及ぼすリスクと、より強力なAIを制御できるかを議論した同じインタビューで、IPOの時期について問い詰められた。
同社の事業がどう推移するかは、その安全性の議論が将来の上場にどれほど影響するかを左右し得る。上場に向けて主導的な役割を担うCFOのSarah Friar氏は9月8日、6月から7月にかけてエンタープライズ収益が32%増加し、同じ期間の年間換算収益ランレート全体の20%増と比べて高い伸びだったと述べ、チップ設計やライフサイエンス、金融サービスへのOpenAIの取り組みを詳しく説明した。9月10日、OpenAIは大手銀行や金融機関向けの新しいChatGPTを発表した。新モデルGPT-6 Astraを搭載している。IPOが2027年以降に進むかどうかは、Altman氏が説明した安全性とアラインメントの作業がどう進むか、そして同社がエンタープライズ事業の勢いを維持できるかにかかっているように見える。
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