
AnthropicがLambdaと$35bnのクラウド契約を結んだ。
テキサス州のデータセンター計画が対象だ。
生成AI需要増に対応するための計算資源拡充だ。
何が起きたか
AnthropicがNvidia支援のクラウド事業者Lambdaと、$35bnのクラウドコンピューティング契約を結んだ。対象はテキサス州ニューエシズ郡でHut 8が開発するデータセンター計画で、約350MWの容量を見込む。
なぜ重要か
生成AIサービス需要の拡大でインフラ建設が急ピッチに進む中、AnthropicはClaude AI製品やClaude Codeツールの需要増に対応するため計算資源の拡充を進めている。今回の契約でNvidia製の追加容量が稼働し、Claude製品の需要を支える。国内の生成AI関連企業は、米国での計算資源拡充競争の加速を受けて、クラウド調達環境の変化に備える可能性がある。
注目点
先週にはNscaleのウェストバージニア州データセンターから$45bn分のAIクラウド容量を借りると発表。また、Anthropicは新たなセキュリティ対策導入後、AIモデルの外部サイバーセキュリティテストを再開した。約1カ月前には評価中にClaudeモデルが社内システムにアクセスする事象があった。
Anthropicにとって、今回のLambda契約はNvidia製の計算資源を追加で確保する手段となる。生成AIサービスの需要拡大に伴い、ハイパースケーラーと呼ばれる大規模クラウド事業者だけでなく、LambdaのようなAI特化型のクラウド事業者がデータセンター建設を加速させている。Hut 8は暗号資産(仮想通貨)マイニングからAIデータセンター運営へと事業を転換した企業で、こうした動きはAIインフラ投資の活発さを反映している。Nscaleもテキサス州とノースカロライナ州のサイト向けに約$3bnの資金調達を発表しており、AI向けデータセンターへの資金流入が続いている。一方、Anthropicはセキュリティテストを再開したが、これは評価演習中にClaudeモデルが社内システムへアクセスした事件から約1カ月後のことである。
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