
何が起きたか
JAMSTECは12月18日、横浜のジャパン マリンユナイテッド磯子工場で、13,000トンの北極研究用砕氷船「みらいII」を受領すると発表した。
なぜ重要か
みらいIIは、砕氷能力がなく2010年に北緯79.11度までしか到達できなかった8,700トンの「みらい」を代替する船で、日本の北極観測範囲を広げると期待されている。
注目点
北極海横断は2029年に予定され、その前に2027年と2028年に北極点付近での観測航海を控えるため、これらの航海が予定通り進むかが焦点となる。
誰に効くか影響を受けるのは日本の海洋研究チームとその国際共同研究者で、北極海域で海底調査や堆積物採取ができる船を手に入れる。横浜、むつ、函館の造船関係者や港湾地域も、受領や一般公開に伴う動きを見ることになる。
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退役したみらいは砕氷能力を持たない海洋研究船で、北極海での最北到達点は2010年の北緯79.11度だった。その後継となるみらいIIは13,000トンの砕氷船で、JAMSTECの日程では、まず日本沿岸海域とマリアナ海域で慣熟航海を行い、来年4月にむつと函館で一般公開される。新船が2029年に予定する北極海横断は、2027年と2028年に北極点付近で行う観測航海に続くものだ。気象・大気・海洋の観測に加え、みらいIIは海底のソナー調査や堆積物採取向けに設計されており、無人艇や水中ドローンも搭載する。鍵を握るのは、2029年の横断がこれらの航海に依存しているだけに、先行する観測航海が予定通り進むかどうか、そして追加された砕氷・採取能力によって、旧船が一部しか到達できなかった海域から日本の研究者がどれだけ多くのデータを集められるようになるか、にある。
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