
何が起きたか
Claude CodeとCodexを使う開発者が、Claudeの自動読み込み規約を16,032バイトから7,796Bへ51%削減し、Codexも約19,491Bから8,900Bに減らした。
なぜ重要か
AIが守るべき規約は維持され遠回りも減り、短い規約ファイルが長いものと少なくとも同等に機能することが示唆された。
誰に効くかClaude CodeやCodexなどのコーディングエージェントを使い、規約ファイルの読み込みごとにトークンコストを払う開発者や小規模チームは、規約自体をほとんど変えずにAIが毎セッション読む量を削減できる。
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記事の出発点は蓄積だった。筆者はAIが起動時に読むファイルに気づいた点を足し続け、Claudeの自動読み込み文書は共通ルールと合わせて16KBに達した。Codexはさらに2ファイルを先に読むよう指示され、同じ内容を二度読んでいた。
対抗軸は研究だ。2026年2月のETH Zürichの調査(arXiv:2602.11988)は規約ファイルを直接測定し、LLM生成のものは成功率を約2~3%下げ推論コストを20%超上げた一方、人間が書いたものは成功率をわずかに上げたがコストは最大19%増えた。概要やディレクトリ一覧は役立たずと判明し、書かれた指示は忠実に守られるため不要な要求も実行され、速度ではなく遠回りを生むと調査は指摘した。記事が引用するOpenAIの公式ガイダンスも、長く曖昧なAGENTS.mdより短く正確なものを推奨している。
修正は推論を常時読むファイルの外に移した。結論は残し、「なぜ」は規約を変更するときだけ開く別の参照ファイルに移し、プロジェクト固有の事実はセッション開始時にフック(SessionStart)が現在のプロジェクト、最初に読むファイル、チェックコマンド、禁止事項を示して出力する。必要なときだけ読む文書は、ブラウザを操作する前や新しいスクリプトを書く前など、開くタイミングとともに列挙した。筆者はまた、ファイルごとのバイト数とおおよそのトークン見積もりを報告する小さなスクリプトを提案し、再び増え始めた規約ファイルにすぐ気づけるようにしている。
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