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大規模言語モデルAIビジネス・産業Amazon AI Blog掲載日時: 2026年9月1日 4:00

AWS、Bedrockでマルチテナント文書チャット対応

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AWS、Bedrockでマルチテナント文書チャット対応

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    AWSは、Amazon Bedrock Managed Knowledge Base上でマルチテナント対応のエージェント型文書チャットアプリケーションを構築するためのリファレンスアーキテクチャを公開した。このソリューションは、ユーザーがアップロードした文書ごとの取り込み、検索、分離を処理する。

  2. なぜ重要か

    企業は、基盤となる検索インフラを自前で構築・保護する手間を省ける。このサービスは、クライアントから渡された値ではなく、Amazon Cognitoで検証されたIDを用いて、検索のたびにユーザー単位の分離を強制する。

  3. 注目点

    カスタムコネクタによる直接取り込みにより、文書は数秒以内に検索可能になる。6MBまでのファイルはインラインで送信され、より大きなファイル(テキストで最大50MB)はAmazon S3にステージングされる。このリポジトリを使えば、自分のアカウントでコードをデプロイできる。

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背景と解説

この投稿は、各テナントのデータを厳密に分離した文書チャット機能を構築する際の、よくあるスケーリング上の課題に焦点を当てている。AWSは、取り込み、ベクターインデックス作成、ランカー、プランニング、最終応答生成を担うBedrock Managed Knowledge Baseに重い処理を移行する。アプリケーション側は、アップロードUI、認証、ユーザーごとのロジックのみを処理すればよい。

重要な設計上の選択は、S3コネクタではなくカスタムコネクタによる直接取り込みである。これにより、ユーザーのアップロードを上書きする可能性のあるスケジュール同期を回避し、カスタム文書IDを割り当ててその場で更新できるようになる。このアーキテクチャは、大きなファイルをS3にステージングし、SQSによるデカップリングでアップロードエンドポイントの応答性を維持する。

インデックス作成のライフサイクルは、TEXT_INDEXEDとINDEXEDを区別する。PDFの場合、テキストが先に検索可能になり、マルチモーダル要素(画像、表)は完全なインデックス作成を必要とする。これはUXに関わる。TEXT_INDEXEDで文書を「準備完了」と表示するとフィードバックは速いが、PDFの一部のコンテンツが欠落する可能性がある。性能数値は参考値であり、保証ではない。

よくある質問
このソリューションは、あるユーザーの文書を他のユーザーの文書からどのように分離するのか?
Amazon Cognitoでユーザーを認証し、検証済みのJWTからサーバー側でユーザーのIDを取得する。すべての検索で、検証済みのIDから構築されたuser_idによる明示的なフィルターが適用されるため、ユーザーは自分の文書にしかアクセスできない。
直接取り込みに適用されるファイルサイズの制限は?
6MBまでのファイルはAPIリクエストでインライン送信される。テキストで最大50MBまでの大きなファイルは、Amazon S3にアップロードされ、参照として取り込まれる。
文書が検索可能になるまでどのくらいかかるか?
プレーンテキストの場合、約2〜3秒。PDFの場合、テキストは5〜30秒で検索可能になり(TEXT_INDEXED)、完全なマルチモーダルインデックス作成には約90秒かかる。時間はサイズと負荷によって異なる。
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