
何が起きたか
ミシガン州の警察・消防年金基金がマイクロソフトを相手に集団訴訟を起こしました。同社が Azure クラウド事業の減速を隠しながら、Copilot アシスタント(ChatGPT 開発元 OpenAI との提携を含む)に大規模投資を行ったと主張しています。訴状は CEO サティア・ナデラや CFO エイミー・フッドら経営幹部を被告に指名しています。
なぜ重要か
2026 年 1 月の決算発表直後、マイクロソフト株は 10% 下落し、時価総額から $357 billion(約57兆円) が消失しました。Azure は同社の主力事業ですが、成長率が 40% から 39% へ減速し、さらに 37%〜38% まで冷え込むと見通されました。同時に四半期資本支出が $37.5 billion(約6兆円) に膨らみ(前年同期比 66% 増)、アナリスト予想 $34.3 billion(約5.5兆円) を大幅に上回りました。投資家が隠蔽疑惑に反応した格好です。
注目点
訴状によると、マイクロソフトは中核クラウド事業向けの CPU・GPU(計算・画像処理チップ)を AI 研究開発に流用し、インフラ逼迫を招いたとされています。なお月曜午後の取引では MSFT 株は約 2.3% 上昇。アナリスト 53 社中 53 社が買い推奨で、平均 12 ヶ月目標株価は $561.4。
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