AIToday
動画生成AIビジネス・産業WIRED AI掲載日時: 2026年9月23日 1:00

AWSがTBCの「ラット脳」AIを限定公開

LINEで送る
AWSがTBCの「ラット脳」AIを限定公開

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    AWSの一部顧客が、ラットの脳細胞を使うTBCの動画生成AIモデルを限定的に試用できるようになった。TBCは比較対象のオープンソースモデルより最大5倍高速で推論コストも大幅に下がると主張する。

  2. なぜ重要か

    TBCは既存の生成AIの枠組みの中で視覚モデルの効率を高める「実用的なアプローチ」を採るため、AWSとの提携で顧客基盤が大きく広がる可能性があるとみられる。

  3. 注目点

    アマゾンのDeap Ubhiは、より長尺の動画で改善が続くか、時間経過とともに精細さがどれだけ失われるかが焦点だと指摘しており、新規顧客が限界まで試す中で技術の持続性が問われる。

誰に効くか動画生成AIを自社サービスに組み込む企業の開発担当者や、生成コストの削減を狙うクラウド利用企業に影響が及ぶ可能性がある。AWS上で限定的に試せるため、まずは一部の顧客が性能とコストを検証することになる。

わからないところ、AIに聞けます

こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。

背景と解説

TBCは4年前にメリーランド州ボルチモアで、神経科学者で脳神経外科医のAlexander Ksendzovsky氏とJon Pomeraniec氏によって創業された。昨年サンフランシスコに研究開発拠点を開設し、35人の従業員がラットの脳細胞やヒト幹細胞を扱っている。細胞はスイスの3Brain製の多電極シリコンアレイに載せられ、電気刺激への反応を記録して計算パターンを抽出する。

同社が動画生成を最初の対象に選んだのは、電極の物理的な配置が画像情報を格子状に写し取りやすく、科学的にも実用的にも合理的だったためだ。AI研究で著名なJeff Dean氏が投資家として、まず動画生成モデルの微調整を試すよう助言したことも後押しとなった。

今回のAWSとの提携は、これまでBluesky Computeという neocloud 経由でしか提供していなかった技術を、より広い顧客に届ける契機となる。ただし、アマゾンのUbhi氏が指摘するように、長尺動画で一貫性を保てるかどうかが実用化の鍵を握るとみられる。

よくある質問
どこで使えますか?
火曜日から、一部のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の顧客が限定的なプレビューとして利用できる。両社は近くAWSの全企業顧客への展開を見込んでいる。
何が improves されますか?
TBCの技術は動画生成AIの改善に特化して設計されている。ラットの脳細胞が画像をどう処理するかを模倣し、既存の動画生成モデルを効率化する。
いくらかかりましたか?
TBCは今年、Primary Venture Partnersが率いる投資家グループから2500万ドルを調達した。その後さらに2500万ドルを確保し、調達総額は5000万ドル超となった。
LINEで送る

「動画生成」の最新ニュースを、毎朝7時にお届けします

たとえば、いま届くならこの3本です

  • TBC、AI動画が5倍高速で80%安価と主張THE DECODER · 1時間前
  • GPT-6で動画、Higgsfieldが1日提供OpenAI Blog · 20時間前
  • ByteDanceのDramagic、脚本から映像までTHE DECODER · 22時間前

AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。

登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

関連記事

次の記事へAstroForge、2027年Autonomy-1でSolo AI搭載へ