
Nvidia競合のEtchedが12月に$5 billion(約8000億円)の評価額で5億ドルを調達し、すでに10億ドルの受注を確保しました。
推論はAI企業にとって現在最大のコストボトルネックであり、Etchedが提供する専門チップとシステムはこの課題を解くものとして投資家の関心を集めています。
何が起きたか
AI推論チップ開発のEtchedが12月に5億ドルの資金調達を完了し、$5 billion(約8000億円)の評価額に達しました。同社はすでに10億ドル相当の受注を確保しており、TSMC製造のチップを搭載したシステムを顧客とともにテスト中です。
なぜ重要か
AI企業にとって推論(ユーザーがプロンプトを入力した後、AIが答えを導き出す処理)は現在、最大の処理ボトルネックであり最大のコスト要因です。Etchedのシステムは推論をより高速・低価格・電力効率よく実行できると標榜しており、大規模なAIサービス提供を目指す企業にとっては重要な関心事とみられます。
注目点
2023年には大手投資家からの出資を受けられず経営が逼迫していたEtchedですが、現在の投資環境は一変しており、VentureTech AllianceやJane Streetなどの有力投資家のほか、Andrej KarpathyやGeoffrey Hintonら業界の著名人、Stanley DruckenmillerやPeter Thielといった著名投資家から支援を受けています。
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