
米株は8月、AI相場に支えられ上昇。NVIDIAなど5銘柄がZacks高評価で9月注目。
NVIDIAのデータセンター売上は前年比117%増。
新チップVera Rubinが出荷開始。
何が起きたか
8月の米国市場は上昇で終え、S&P 500は2.6%高、ナスダックは3.9%高となった。NVIDIA、Super Micro Computer、Semtech、SiTime、Keysight Technologiesが9月のAIモメンタム上位銘柄に選ばれた。
なぜ重要か
この5銘柄はいずれもZacksランク#1(ストロングバイ)とモメンタムスコアAを保持しており、今後もアウトパフォームが期待される。NVIDIAのデータセンター売上は2027年度第2四半期に890億ドルに達し、前年同期比117%増となった。国内の半導体関連企業は、米国AI株の好調を追い風に投資判断を迫られる可能性がある。
注目点
NVIDIAの新チップVera Rubinは2026年8月に量産出荷を開始し、主要クラウドプロバイダーからの初期需要がある。Grace Blackwell Ultra比で、1メガワットあたりのスループットが30倍、トークンコストが35分の1になるとされる。
8月の上昇は、6月と7月がまちまちだった後、AI関連株の再燃が大きく寄与した。ダウは5か月連続で月間上昇となった一方、S&P 500とナスダックは5月以来の月間上昇を記録し、いずれも史上最高値を更新した。この流れを受け、NVIDIAとその他の銘柄が強いモメンタム候補として挙がる土台ができた。
NVIDIAのAIハードウェアにおける優位性は、最新の決算でも明らかだ。データセンター売上は2027年度第2四半期に890億ドルへ急増し、前年同期比117%増となった。成長の原動力は、AIファクトリーを建設するハイパースケーラーやAIクラウドプロバイダーからの需要だ。新製品のVera Rubinは2026年8月に量産出荷を開始し、大幅な効率向上を実現するとされ、NVIDIAの市場での地位をさらに強固にする可能性がある。
投資家にとって、5銘柄すべてがZacksランク#1とモメンタムスコアAを獲得している点は、短期的な見通しが良好であることを示唆するが、過去の業績が将来の結果を保証するわけではない点に留意が必要だ。AIインフラにおけるトークン経済性と電力効率への注目は引き続き主要テーマとなる見込みで、NVIDIAはBlackwellからVera Rubinへの移行に伴い、1ギガワットあたりの売上を増やそうとしている。モメンタムが続く可能性はあるが、AIへの支出パターンや競争環境の変化は、これらの銘柄に影響を与えかねない。
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