
Geek+の中間業績は好調で、新規受注は35.5%増。サブスク受注は前年同期比75%超増。
米州では455%増。
研究開発費を除けば中核事業は黒字化間近。
何が起きたか
Geek+が2026年6月30日までの6カ月間の中間業績を発表した。新規受注は前年同期比35.5%増の23億8500万元、売上高は同25.3%増の12億8400万元、売上総利益率は35.8%に改善した。
なぜ重要か
サブスクリプション型のサービス受注は1億5600万元に達し、前年同期比75%超の増加。同社は一過性のプロジェクト納品から、継続的で高利益率のオペレーションサービスへ軸足を移しており、収益の予測可能性と逆循環的な回復力が高まる。米州ではサブスク受注が455%増加した。国内物流ロボット利用企業は、機器売り切り型から継続課金型サービスへの供給側シフトに伴い、調達・コスト構造の変化に直面する可能性がある。
注目点
身体的知能(具身知能)向け研究開発投資4450万元を除くと、調整後純損失は81.9%縮小し1610万元となり、中核事業は損益分岐点に近づいている。また、国内以外の地域が売上高の75%超を占め、これらの市場での売上総利益率は46.2%だった。
Geek+の中間決算は、プロジェクト型販売から継続的なサブスクリプションサービスへの転換を示している。サブスク受注の75%増、米州での455%増は、海外の大手顧客が長期的な運用パートナーシップを結ぶ姿勢を示している。このシフトにより収益の変動性が低下し、顧客の囲い込みが進むため、同社が「差別化された競争上の堀」と呼ぶ所以だ。
調整後純損失の縮小(研究開発費を除き81.9%減の1610万元)は、中核となる倉庫向けAMR事業が収益化に近づいていることを示唆する。残る損失の大部分は身体的知能(具身知能)の研究開発に関連しており、次世代製品への意図的な投資だ。一方、売上高の75%超を海外市場が占め、これらの国際販売はより高い売上総利益率(46.2%)を記録しており、グローバル展開戦略を後押ししている。
パレット搬送(200%超増)、製造現場(600%超増)、フォーチュン・グローバル500社との提携など、幅広い分野での成長は、Geek+が単一の製品ラインに依存していないことを示す。サブスクリプションモデルとグローバル展開の組み合わせにより、より予測可能で高利益率の成長が期待できるが、中核事業が完全に黒字化できるかは今後の四半期次第だ。
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