
Rippleは6月10日、AI自動決済機能をXRP Ledgerに追加する開発キットを公開しました。金融機関の顧客がAIエージェントの決済機能をテストする場として機能することを狙っていますが、XRP Ledgerのトークン経済では手数料がすべて廃棄される設計のため、ネットワーク活動が増加してもXRP保有者が直接的な恩恵を受ける仕組みになっていません。
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Rippleは6月10日にXRP Ledger AI Starter Kitを公開し、自律型AIエージェントがXRPやRippleのドル連動ステーブルコインで手数料を支払えるようにしました。x402という機械間決済の標準規格に対応し、SolanaやEthereumなど複数のブロックチェーンとともに、エージェント経済への対応を進めています。
なぜ重要か
金融機関をターゲットとしたRippleの狙いは、AIの自律決済機能をテストしたい顧客を引きつけることにあります。ただし、XRP Ledgerのトークン設計では、トランザクション手数料がすべて焼却(廃棄)される仕組みになっており、ネットワーク活動が増加してもXRP保有者が利益を得る構造になっていません。2012年以来約1,430万XRPが焼却され、2026年4月は月約420万XRPが焼却されるペースです。
注目点
x402プロトコルは2025年5月に立ち上がり、2026年3月時点ではSolanaで約3,500万トランザクションを処理しており、ステーブルコインが主流の決済手段になっています。Rippleはこのレースに後発で参入しており、他のチェーンがすでに初期資本流入を確保している状況です。
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