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音声・スピーチITmedia AI+掲載日時: 2026年10月7日 10:01

ELYZA、RSI研究組織を立ち上げ

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ELYZA、RSI研究組織を立ち上げ

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    ELYZAが2026年10月2日、再帰的自己改善RSIの研究組織「ELYZA RSI Research」を立ち上げ、音声対話AI「ELYZA Voice Agent」も紹介した。

  2. なぜ重要か

    AIによるAI開発でモデル進化が加速し、改良をAI自身に戻すループが自動化されれば、性能向上がさらに加速するとみられる。研究主体が人間からAIへ移る転換点になる。

  3. 注目点

    各国政府の規制や開発各社の減速の動き次第で、フロンティアモデルの一般利用が制限される可能性がある。2026年9月3日公開のOpenAI「GPT-6 Astra」など、今後の開発競争が焦点となる。

誰に効くか国内で独自LLM(文章を理解・生成するAI)を開発・運用する企業の研究開発担当や、生成AI導入を支援する情報システム部門に影響する。規制次第でフロンティアモデルの利用可否が変わり得るため、調達計画の見直しが迫られる可能性がある。

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背景と解説

ELYZAは2019年からLLMの研究開発を進め、法人向け生成AI活用ツール「ELYZA Works」を提供するなど、50社以上への支援実績を持つ。2024年4月にKDDIグループ傘下に入り、国内での生成AI実用化支援や業界・企業特化型の独自LLM開発を手掛けてきた。

背景には、AI研究の主戦場の変化がある。2024年時点でLLMはシンプルタスクで精度が上限に達し、2026年9月時点では「AI for Science」や「Long Horizon」タスクへと重点が移った。2026年初頭からは「AIによるAI開発」でモデル進化が加速し、フロンティアモデルのリリース頻度も高まっている。その先にあるのがRSIであり、ループを回す主体が人間からAIに移ることで、さらに加速度的な性能向上が想定されている。

こうした動きに対し、各国政府の規制や介入、開発各社による減速の話も出ている。フロンティアモデルの一般利用が制限される可能性もあり、日本でフルスクラッチのソブリンAI開発とRSI研究を進めることが重要だというのが曽根岡氏の主張である。研究開発の成果が実際にどこまで自律的な改善につながるか、また規制の動向が普及の速度を左右するとみられる。

よくある質問
RSIとは何ですか?
Recursive Self-Improvement(再帰的自己改善)の略で、改良した成果をAIが自分自身に戻すループが自動化され、AIが自分自身を改善できるようになる技術を指す。
今のAI研究の主戦場はどこですか?
2026年9月時点では、創薬や材料、数学などにAIを用いる「AI for Science」や、複数工程をまたがる複雑なタスクを完遂する「Long Horizon」タスクへシフトしている。
ELYZAはどんな会社ですか?
2018年9月創業のAIスタートアップで、東京大学の松尾研究室からスピンアウトして設立され、2024年4月からKDDIグループの傘下に入った。50社以上に生成AIの研究開発や活用を支援してきた。
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