
バークシャーCEO、グーグルをAIの重要選手と評価。
第2四半期にアルファベット株を170億ドル追加。
グーグルは現在、同社の第3位の保有銘柄。
何が起きたか
バークシャー・ハサウェイCEOのグレッグ・アベル氏は水曜日、CNBCのベッキー・クイック氏に対し、同社がグーグルをAI分野の「重要なプレーヤー」と見なしていると語った。第2四半期にアルファベット株を合計170億ドル追加取得しており、アルファベットはバークシャーの株式ポートフォリオで第3位の保有銘柄となった。
なぜ重要か
アベル氏は、バークシャーがポートフォリオ企業全体でAIの恩恵を明確に認識していることを、グーグルへの関心が高まった理由として挙げた。バークシャーがグーグルに初めて100億ドルを投資したのは15カ月前で、6.5%のディスカウントでの取引だった。アベル氏はこの件についてウォーレン・バフェット氏と話し合い、納得していたと述べた。国内のAI関連事業者は、巨大投資家によるグーグル評価を背景に、市場環境が変化する可能性がある。
注目点
バークシャーは現在、アルファベットのクラスA株とクラスC株を合わせて約1億600万株保有しており、その価値は約366億ドルに上る。アルファベットは当四半期にバークシャーが最も多く買い増した銘柄だが、デルタ航空の保有株も44%(約16億ドル相当)増やしている。
今回のニュースは、バークシャーがグーグルのAI分野での立場に対する確信を強めていることを示している。アベル氏がコングロマリット傘下企業でのAIの具体的なメリットを挙げたことが背景にある。当初の100億ドル投資が6.5%のディスカウントだったことは、交渉による参入ポイントを示唆しており、その後の第2四半期の170億ドル追加は、規模を拡大するコミットメントを示している。
より広い文脈として、ハイパースケーラー(グーグル、マイクロソフト、メタ、アマゾン、オラクル)の間での巨額の設備投資競争があり、2026年の世界のキャペックスは約1兆ドルと推定されている。ゴールドマン・サックスは、一般的に引用される7940億ドルという予測は世界のAIキャペックスを2000億ドル過小評価している可能性がある一方、米国のAI投資を同じ金額だけ過大評価していると指摘し、これらの数字を巡る不確実性を浮き彫りにしている。
投資家にとっての重要課題は、こうした巨額投資が成果を生むかどうかだ。ゴールドマン・サックスは、トレーニング中心の段階と推論段階を区別し、トレーニング段階が長期化すれば、広範な収益化が始まる前に支出が続くため、ROIのタイムラインが延びると指摘する。この観点が、AIインフラ構築のプレーヤーとしてグーグルに賭けるバークシャーの動きの重要性を浮き彫りにしている。
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