AIToday
大規模言語モデルオープンソースAIAIビジネス・産業AI Watch (Impress)掲載日時: 2026年11月4日 10:01

JevがOllaya破り1位 自転車ルート判断対決

LINEで送る
JevがOllaya破り1位 自転車ルート判断対決

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    Nvidia DGX Spark上の自転車ルート判断テストで、TypeSafe AIのJevがwinnowモデルを動かすOllayaを破り1位。JevはAPI呼び出しあたり平均約0.3秒だった。

  2. なぜ重要か

    多くの判断を素早く正確に下す必要がある場合、ホスト型の選択肢がより安全な賭けであり、オープンな代替案は速度と引き換えにゼロコストとローカルでのプライバシーを得ることを示唆する。

わからないところ、AIに聞けます

質問と回答はこのページに公開されます。

こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。

背景と解説

テストは「かけあがれいろはざか!」と題したゲーム風のシミュレーションとして作られ、東京・多摩地域の聖蹟桜ヶ丘駅周辺を舞台に、急な坂「いろは坂」が自然なルート選択の課題を提供した。2つの判断AIは駅を出発し、各分岐で次の3〜4本の枝の道路状況と勾配、ゴールまでの直線距離という最小限の情報だけを受け取り、事前に全ルートを計画するのではなくその場で方向を選ばなければならなかった。「距離優先」や「坂を避ける」といった基本条件はスタート前に設定できた。

結果はモデルの重みによって異なったが、Jevはどのケースでも最初にゴールに到達した。Ollayaの最も軽いwinnow版である4.6Bはより迷い、「坂を避ける」設定ではJevのほぼ2倍の時間と距離を要した。7.5B版はしばしば大きく遠回りし、12B版は改善したものの坂回避設定でもそのまま坂を登ってしまうことがあった。JevのAPI処理時間の平均は約0.3秒で安定していた一方、Ollayaはモデルサイズに応じて約0.7秒から約3秒まで幅があった。Jevの計測にはインターネット通信が含まれているため、その推論速度は際立って高いと考えられる。

それでも、winnowの12Bモデルを使ったOllayaは総距離、API呼び出し回数、推定移動時間で優ると評価され、判断回数は少ないがより慎重だった。実用上の結論は、オープンな選択肢は2秒以上の待ち時間が問題にならないルート計画用途に使え、継続稼働のコストがゼロである一方、大量の判断を素早く正確に下す必要がある場合はJevがより安全な賭けだということだ。

よくある質問
Ollayaとは何か?
OllayaはJev互換APIの背後で判断AIモデルをホストするオープンで無料のエージェントであり、それ自体はAIモデルではない。ユーザーはwinnowなど数十あるオープンな判断モデルの一つと組み合わせて使う。
winnowモデルにはどれくらいのメモリが必要か?
winnowモデルの主な3サイズは4.6B、7.5B、12Bパラメータで、読み込み時にそれぞれ約7GB、10.6GB、18GBのメモリを占有する。
AI Watch (Impress)元記事を読む
LINEで送る

あなたの仕事に関係するAIニュースを、毎朝お届けします。

業界と使っているAIツールを選ぶと、仕事に関係するニュースが毎朝届きます。

登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。AIはこの記事・AIToday の過去記事・Wikipedia を読み、出典を付けて答えます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

質問と回答はこのページに公開されます。

このようなAIの動きを、御社の業界・競合に合わせて毎日届ける法人プランもあります → 詳しく見る

関連記事

次の記事へAppleがAIエージェントのリスクを警告