
ITmediaが3つのAIチャットボットの速度と安定性を比較。ChatGPTは応答開始が最速だった。
Geminiは昼夜を通じて最も安定。
Claude Sonnet 5は完了まで最も遅かった。
何が起きたか
ITmediaのICTリサーチ部が2026年7月にChatGPT、Gemini、Claude Sonnet 5を検証。ChatGPTは初回応答までの中央値が日中0.70秒、夜間0.73秒で最速だった。Claude Sonnet 5は全体で最も遅く、完了まで3.28~3.41秒かかった。
なぜ重要か
速度と安定性は時間帯やサービスにより異なる。Geminiは標準偏差0.20秒と変動が最も小さく、一貫性で優れた。Claude Sonnet 5は夜間の変動が大きく、日本の利用者が米欧のピーク時間帯と重なることが一因とみられる。国内のAPI利用企業は、時間帯による応答速度差でユーザー体験に影響を受ける可能性がある。
注目点
APIベースのAIに依存する企業にとって、こうした差はユーザー体験に影響する。テストはVPNなしの有線LANで特定モデル(gpt-5-chat-latest、gemini-3.5-flash、claude-sonnet-5)を使用したため、実環境の結果は異なる可能性がある。
ITmediaのICTリサーチ部が2026年7月14~15日に実施したこのベンチマークは、主要3社のAIチャットボットのAPI応答時間を測定したものだ。特定のモデルバージョンを使用し、2つの時間帯で短いプロンプトを10回送信、出力は200トークンに制限された。結果は明確なトレードオフを示している。ChatGPTは初回応答の速さでリードし、Geminiは安定性に優れ、Claude Sonnet 5は完了までの遅延で劣った。
この結果は、AIの性能が一定ではないことを浮き彫りにしている。日中と夜間の変動は、特にグローバルサービスにおいてインフラ負荷が影響することを示唆する。これらのAPIを統合する企業は、ユーザーの期待や利用ピーク時間に応じて、速度と一貫性のバランスを考慮してモデルを選ぶ必要がある。
テストはVPNなしの有線LANで実施されたため、実環境の条件は異なる可能性がある。記事は、ネットワークやサーバー状況によって個別の結果が変わり得るとし、これらの数値は最終的なランキングではなく参考値として捉えるべきだと述べている。
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