
マイクロソフトがシェブロンと20年の電力調達契約を結んだ。
テキサス州のデータセンター向けで2.67ギガワット規模だ。
電力確保がAI事業の新たな制約になりつつある。
何が起きたか
マイクロソフトは6月22日、シェブロン子会社のEnergy Forge One LLCと20年間の電力購入契約を結んだ。対象はテキサス州西部のデータセンター計画で、2.67ギガワットの発電を予定し、2028年に初期電力供給予定だ。
なぜ重要か
AI需要で電力確保がチップ調達と並ぶ戦略課題になる中、天然ガスで24時間稼働の電力を直接確保する動き。両社とも投資判断は未確定で、建設・許認可・燃料費などで経済性が変わりうる。国内企業がAI向け電力長期契約の動きを追い、電源確保の成否に左右される可能性がある。
注目点
ヘッジファンド保有は、マイクロソフトが第2四半期に282から273へ減少、シェブロンは103から101へ減少。アロウストリート・キャピタルはマイクロソフト株を14%増やし2,770万株にした一方、フィッシャー・アセット・マネジメントはシェブロン株を24%減らし1,670万株を維持した。
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マイクロソフトがデータセンター向け電力を自前で確保するのは、送電網の制約を待たずに成長を守る狙いがある。天然ガスは再生可能エネルギーを補う24時間稼働の電源として、AIクラスターの信頼性要件に合う。シェブロンにとっても、ガスの新規販路と下流の電力事業進出の機会だ。ただ、契約は最終投資決定前で、両社とも資本コミット前に不確実性を抱える。ガス火力は環境規制の scrutiny を強める可能性があり、今後の焦点は投資承認・許認可・建設コスト・供給開始時期の実現性にあるとみられる。
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