AIToday
画像生成AI安全性・アラインメントAI規制・政策WIRED AI掲載日時: 2026年8月28日 22:002分で読める

作家作品の大規模収集、加害者が保護ツール開発に協力

LINEで送る
作家作品の大規模収集、加害者が保護ツール開発に協力

要点

  • Caraが今月3回の大規模スクレイピング被害を受けた。

  • 最初の犯人は後に謝罪し、保護ツール開発に協力している。

  • Zhang氏は法的費用として12万ドルを目標に募金を開始し、10万ドル以上が集まった。

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    画像共有アプリCaraが8月13日以降、3回にわたり大規模なスクレイピング被害を受けた。1回目は12万点の作品が12テラバイトのアーカイブとしてRedditに公開された。

  2. なぜ重要か

    CaraはAI学習への無断利用に反対する約150万人のアーティストが集まるプラットフォーム。創設者のJingna Zhang氏は、法的保護が追いついておらず、スクレイピングは「技術的に合法」と正当化され得ると指摘する。国内のアーティストも同様の被害を受ける可能性があるとみられる。

  3. 注目点

    1回目の犯人が「Heft」という学生で、Zhang氏と「Lantern」というオープンソースの追跡ツールを共同開発中。アーティストの作品が新しいAI画像データセットに登場した際に通知する仕組みだ。

この記事についてAIに質問する →

背景と解説

Caraは、AI学習への無断利用に反発するアーティストたちの受け皿として急成長してきた。今回のスクレイピング被害は、そうした保護志向のプラットフォームですら技術的に対抗が難しいことを改めて示した。Zhang氏は、大規模プラットフォームほどスクレイピング被害が大きいと指摘し、利用者の「どこか別の場所なら安全」という認識に警鐘を鳴らす。

今回の特徴は、犯人が反省し、被害者側のツール開発に回った点だ。しかし、これは例外であり、Zhang氏は「AIによる攻撃は日常的になる」と予測する。法的な整備が追いつかない中で、Lanternのような事後的な追跡ツールや、ログインゲートのような一時的な対策が現実的な防衛手段となる。ただ、これらは根本的な解決にはならず、インターネット全体での課題が残るとみられる。

よくある質問

Lanternツールは何をするものですか?
アーティストの作品が新しい公開AI画像データセットに登場した際に通知し、削除要請や削除通知の提出リンクを提供するオープンソースツールです。
Caraへのスクレイピング被害はどのくらいの規模ですか?
3回の被害があり、1回目は12万点の作品、2回目は約850万のリンクとメタデータ、3回目は12.3万枚の画像が取得されました。
Zhang氏はなぜ犯人の協力を得られたのですか?
犯人のHeft氏は、アーティストたちの苦痛を見て謝罪し、データセットを削除。その後、Zhang氏とLanternツールの開発に協力しています。
LINEで送る

「画像生成」の最新ニュースを、毎朝7時にお届けします

たとえば、いま届くならこの3本です

  • AWSとfalが創造的ワークフローで提携Amazon AI Blog · 14時間前
  • アドビ、PhotoshopにAIアシスタント搭載The Verge AI · 23時間前
  • AppleのLuce、写真を3Dアセットに変換Apple Machine Learning · 1日前

AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。

登録無料・30秒で完了・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

関連記事

次の記事へアンソロピック、国防総省の供給網ラベル勝訴