
何が起きたか
ServiceNowが、SlackやMicrosoft Teams上で従業員の問い合わせを自然言語で処理するFlowを発表した。ITSMの本格導入なしで1日で稼働でき、10月6日の一般提供を目指す。
なぜ重要か
パスワードリセットやアカウント解除などの反復業務を自動化でき、導入の複雑さからITSMを避けてきた企業や部門・遠隔拠点が対象になる。
注目点
一般提供時の価格は従量課金で、既存のAI権利を持つ顧客は現在のassists枠から充当される。新規顧客はクレジットカードで購入可能。
誰に効くかITSMの導入コストや複雑さを理由にサービスデスク自動化を見送ってきた中小部門のIT担当者や、買収直後の事業部門を抱える大企業の情報システム部門が影響を受ける。
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ServiceNowはこれまで、ITSMの複雑さから導入をためらう企業を取り込めていなかった。Flowはそうした企業に向けた入口となる製品で、既存のServiceNow顧客にとっても、部門や遠隔拠点、買収直後の事業部門など、全社的なITSM導入には至っていない組織にサービスデスク機能を届ける手段になる。
Flowは新しい技術スタック上に構築され、SlackやMicrosoft Teamsといった既存の会話ツールに直接組み込まれる。従業員が自然言語で問題を説明すると、Flowが社内情報から回答を引き出し、必要に応じてインシデントを起票して担当チームに引き継ぐ。解決済みの対応をITマネージャーが1クリックで自動化ワークフローに変換できる点が、単なるチャットボットとの違いだ。
提供開始後は、従量課金のレートと、既存顧客のassists枠の扱いが導入判断の焦点になる。北米で10月6日に予定される一般提供が予定通り進むかどうかも、欧州・中東・アフリカへの展開時期を左右するとみられる。
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