
AIデータ需要でHDD市場が急拡大している。シーゲイトとWDCの株価は大幅上昇中だ。
配当利回りはシーゲイトが0.37%と高い。
一方、WDCの株価上昇余地は大きい。
何が起きたか
AIブームで高容量HDDの需要が急増し、シーゲイト・テクノロジーとウエスタンデジタルの両社が恩恵を受けている。シーゲイトの株価は年初来207%高、WDCは172%高。
なぜ重要か
両社はデータセンター向けHDDで首位を争うが、戦略は異なる。シーゲイトは1台あたりの容量を増やすHAMR技術に注力し、WDCは帯域幅と省電力(約20%削減)を重視。投資家は成長性と配当の観点で比較できる。国内のデータセンター運用企業は、AI需要に伴う高容量HDDの調達先選定で、性能と電力効率の優先度を迫られる可能性がある。
注目点
アナリストは両社に「ストロング・バイ」を付与。WDCはターゲット価格の上昇余地が42%〜124%と大きい一方、シーゲイトは26人のアナリスト平均スコア4.73と高評価。最終判断は引き分け。
AIの普及が半導体だけでなくストレージ需要も押し上げている。シーゲイトとWDCはともにデータセンター向けHDDで首位を争うが、技術戦略に差がある。シーゲイトはHAMR方式で44TBのドライブを実現し、将来的には100TBを目指す。WDCは40TBのePMRドライブに加え、帯域幅の拡大と消費電力20%削減を図る。直近決算ではシーゲイトが売上高成長率49%と利益率43%でやや優勢だが、WDCはバリュエーションが割安で株価上昇余地が大きい。アナリストは両社に強気だが、最終判断は引き分けとなる。
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