AIToday
大規模言語モデルAIビジネス・産業ITmedia AI+掲載日時: 2026年10月21日 10:01

DMG森精機、生成AIで工作機械の不具合対応支援

LINEで送る
DMG森精機、生成AIで工作機械の不具合対応支援

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    2026年10月19日、DMG MORIは顧客ポータルmy DMG MORIでService Agentの提供を開始した。生成AIが故障について質問し、その場で試せる対処法を提示する。

  2. なぜ重要か

    操作者がメーカーの対応を待たずに自ら初動対応できる。DMG MORIは稼働停止の削減と復旧時間の短縮につながるとしている。

  3. 注目点

    Service Agentのデモが10月26〜31日に東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026で予定されている。

誰に効くか直接の利用者はDMG MORI製工作機械を使う工場の保全・生産計画担当者だ。無人運転や休日稼働中の故障に対応する顧客向けの機能である。DMG MORIのフィールドサービス技術者は、より準備の整った問い合わせを受け取れる可能性がある。

わからないところ、AIに聞けます

質問と回答はこのページに公開されます。

こういう要約が、毎朝あなたのメールに届きます。

背景と解説

今回の投入は、DMG MORIが製造現場で指摘する特定の課題に応えるものだ。自動化により工作機械は夜間や休日を含む24時間稼働へと進み、故障への初動対応の速さが生産計画に影響しうる。同時に、保全の専門人材の確保は難しく、膨大なマニュアルから必要な情報を探すのに時間がかかっていたという。

Service Agentは、マニュアルや電気図面、修理履歴、部品購入履歴を閲覧でき、写真や動画を添付してサービス依頼を出せる既存ポータルを土台とする。新機能はマニュアル検索と故障診断を加え、診断にはDMG MORI技術者の知見を反映した確認項目や回答候補を用いる。チャットで解決しない場合、自動生成された問い合わせ内容をサービス依頼として送信でき、DMG MORIは初回の接触時点から状況を正確に把握できるとしている。

DMG MORIは投入後も機能を拡充していく方針だ。my DMG MORIや稼働監視ソフトに蓄積されたデータに加え、生成AI開発力の強化を目的とするGENIACプログラムで収集した診断データを使い、アラーム発生時の自動診断や顧客ごとの環境に合わせた診断へと進化させる計画だ。

よくある質問
機械が故障したとき、Service Agentは実際にどう役立つのか?
利用者はAIとチャットし、主に選択式の質問で状況を整理したうえで、DMG MORIのマニュアルに基づく対処法が提示される。それでも解決しない場合は、チャット履歴を使ってサービス依頼が自動で作成される。
実物を見ることはできるか?
はい。DMG MORIは10月26〜31日に東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2026でService Agentを実演する予定だ。
今後、どのようなデータを使うのか?
DMG MORIはmy DMG MORIや稼働監視ソフトに蓄積された情報に加え、GENIACプログラムで収集した診断データを活用し、アラーム発生時の自動診断を目指す計画だ。
ITmedia AI+元記事を読む
LINEで送る

あなたの仕事に関係するAIニュースを、毎朝お届けします。

業界と使っているAIツールを選ぶと、仕事に関係するニュースが毎朝届きます。

登録無料・Googleアカウントなら30秒・いつでも解除できますAITodayについて →

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。AIはこの記事・AIToday の過去記事・Wikipedia を読み、出典を付けて答えます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

質問と回答はこのページに公開されます。

関連記事

次の記事へOpenAI、評価額1.4兆ドル超へ300億ドル調達模索