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大規模言語モデルAIビジネス・産業ITmedia AI+掲載日時: 2026年11月2日 10:01

メルカリ、全従業員のAIツール利用率100%に

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メルカリ、全従業員のAIツール利用率100%に

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    メルカリの2026年6月期決算資料によると、1月末時点で全従業員がAIツールを利用し、技術者1人当たりの生産性はAI導入前の2024年6月期比で7.6倍に達した。

  2. なぜ重要か

    生産速度の向上だけでは成果につながらないと同社は考え、計画・開発・確認など業務全体をAIエージェント化する取り組みを進めた。単なるツール配布にとどまらない変革だ。

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背景と解説

メルカリの取り組みは2025年、AIを軸に業務のあり方を作り直す構想を掲げたことから始まった。ChatGPTやClaudeなどのツールは半年ほどで全社に広がったが、経営陣はその普及が事業成果につながっているのか疑問視した。木村氏は、既存業務にAIを後付けするのではなく、各事業領域でAIエージェントを業務の前提とすることを答えとした。

導入は順調には進まなかった。約2000人の従業員のうち、何をすればよいか分からない人もおり、少数の上司がエージェント構築に時間を投じたい社員を止めた。木村氏は2週間ごとの全社集会で、エージェント構築に費やす時間は無駄ではないと説いたが、「時間がない」との不満は続いた。トップの発信だけでは業務量の制約は解消しないことをうかがわせる。

決算数値はメルカリに具体的な基準を与えた。ツール利用率100%、技術者の生産性は2024年6月期比7.6倍だ。同社は自ら提起した次の問いに直面している。生産性が10倍に達した社員をどう報いるか。AIによる生産性向上が報酬や評価の仕組みの変更を迫る可能性を示す。

よくある質問
メルカリが達成したAI利用率は?
2026年6月期の決算資料によると、1月末時点で全従業員がAIツールを利用しており、利用率は100%だった。
メルカリの技術者の生産性はどれだけ伸びた?
技術者1人当たりの生産性は、AI導入前である2024年6月期と比べて7.6倍に達した。
メルカリは社内でどのような抵抗に直面した?
CAIOの木村俊也氏によると、AIエージェント構築に時間を割きたい部下を、少数の上司が止めることがあった。全社向けの発信を繰り返しても「時間がない」との不満は消えなかったという。
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