
AI検索スタートアップのSeltzが$12.5 million(約20億円)の資金調達を発表しました。同社はGoogle、Bing、Braveなどの既存検索エンジンのAPI上に構築される他社製品とは異なり、ウェブクローラーから検索インデックス、ランキング機能まで独立した検索スタックを保有しています。AIエージェントが必要とするテーブルや画像を含むウェブページ本体の情報を効率的に抽出・返却することが、従来の人間向け検索エンジンとの重要な違いです。
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AI検索スタートアップのSeltzが、European venture firmのSpeedinvestとglobal investorのB Capitalが主導する資金ラウンドで$12.5 million(約20億円)を調達しました。同社は自社でウェブクローラー(ウェブ巡回技術)、検索インデックス、検索モデル、ランキング機能の全体を開発することで、Google、Bing、Braveなどの検索エンジンのAPI上に構築される他のAI検索製品とは異なるアプローチを取っています。
なぜ重要か
従来の検索エンジンは人間が短いキーワード検索をして結果一覧をスキャンする用途で設計されていますが、AI検索では、エージェント(自分で判断して作業するAI)が長く正確なクエリを大量に並行して実行するため、スニペット(抜粋)ではなくテーブルや画像を含むウェブページ本体の情報が必要です。Seltzが独立した検索スタックを保有することは、OpenAIやPerplexityを含む大手でも完全に独立した検索インデックスの構築を報告されていないことと対比して、大きな差別化要因とみられます。
注目点
同社は100万ページ数単位での規模でウェブを毎日巡回し、200ミリ秒未満で検索結果を返します。Seltzは昨年10月に設立され、現在15人を雇用しており、調達資金は検索スタックの開発、採用、エンタープライズセールスの開始に充てられる予定です。
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