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大規模言語モデルAI関連株・マーケットAIビジネス・産業Latent Space掲載日時: 2026年8月27日 13:003分で読める

OpenAI自社チップ、NVIDIA超えの性能

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OpenAI自社チップ、NVIDIA超えの性能

要点

  • OpenAIが自社推論チップJalapeñoのベンチマーク結果を公開。NVIDIA GB200/GB300比で効率と遅延で優位と主張。

  • 年内に自社インフラへ導入開始。

  • AI支援によるカーネル最適化も効果を発揮した。

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    OpenAIは自社推論チップJalapeñoのベンチマーク結果を公開。ピークスループット時の電力効率がNVIDIA GB200/GB300比で1.5~1.9倍、エンドツーエンドの遅延は1.7~3.6倍低いと主張する。定格は700Wだが、テストでは550W以下に抑えられたと報告された。

  2. なぜ重要か

    フロンティアラボが推論の経済性でNVIDIAに完全に依存する立場でなくなる可能性を示唆する。ただし、パッケージングやファウンドリの生産能力は依然として厳しい制約となる。OpenAIは年内に自社インフラへの導入を開始し、Gen 2はすでに開発が進んでいる。国内のAI関連技術を扱う企業では、推論時の電力効率が向上する可能性があるとみられる。

  3. 注目点

    OpenAIはまた、GPT-AstraとCodexが低レベルカーネルの作成・最適化を支援し、約2か月で3つの未計画のオープンウェイトモデルをJalapeñoで高性能に動作させたと発表。選択されたアテンションとMoEブロックは、人間の専門家が書いた既存コードより1.5~1.8倍高速だったという。

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背景と解説

Jalapeñoの発表は、Broadcomとの提携発表から1年も経たないうちに、第37回Hot Chips会議の主役となった。このチップはASICではなく、Blackwellクラスのシステムを凌ぐとされる完全な代替品である。SemiAnalysisは、初代チップとしては異例の強さで、BlackwellやRubinクラスのシステムと直接比較できると指摘した。

第二の注目点は、モデル支援によるシステム最適化だ。GPT-AstraとCodexが低レベルカーネルの作成と最適化を支援し、約2か月で3つの未計画のオープンウェイトモデルを高性能に動作させた。これは、コンパイラやカーネルの作業がアプリケーション層のコーディングだけでなく、モデル改善のループに組み込まれつつあることを示している。

複数の技術的見解では、Jalapeñoは一部のセットアップで積極的なprefill/decode分離や投機的デコードなどの手法を用いなくても良好な性能を発揮し、それらを用いるシステムを上回った。このことは、フロンティアラボが推論の経済性においてNVIDIAに依存しなくなる業界全体の移行を示唆するが、パッケージングとファウンドリの生産能力は依然として厳しい制約である。

よくある質問

Jalapeñoの具体的な性能主張は?
OpenAIは、ピークスループット時の電力効率がNVIDIA GB200/GB300比で1.5~1.9倍、エンドツーエンドの遅延は1.7~3.6倍低いと主張。また、高インタラクティブなワークロードでは2.1~4.1倍の性能向上を実現した。
Jalapeñoはいつ導入される?
OpenAIは年内に自社インフラへの導入を開始するとしている。Gen 2はすでに開発が進み、Gen 3も進行中だ。
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