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AIコーディングAI安全性・アラインメントAI Weekly掲載日時: 2026年10月27日 6:00

Codexは9割超で従う

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Codexは9割超で従う

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    Forever Securityは、Downloads内のAGENTS.mdが悪意あるnpmパッケージ「function-color」の導入をAIエージェントに指示し、Codexが90%超、Claude Codeが約50%のテストで従ったと報告した。

  2. なぜ重要か

    ブラウザがDownloadsに自動保存しエージェントが同フォルダの指示ファイルを無条件に信頼する仕様の組み合わせで、ドライブバイページから1ファイルの投下でトークン窃取やアカウント乗っ取りに至るとみられる。

誰に効くかAIコーディングエージェントを日常的に使う開発者や、社内でCodex・Claude Code・Cursor CLIを導入する情報システム部門に直接影響する。Downloadsを起点にした設定改変や認証トークン窃取が起こり得るため、利用環境の見直しとトークン再発行の判断が迫られる。

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背景と解説

今回の攻撃は、ブラウザがクリックなしでDownloadsにファイルを保存できる仕様と、エージェントが作業ディレクトリのAGENTS.mdを無条件に信頼する設計という、いずれも意図された二つの挙動を連鎖させた点に特徴がある。Forever Securityは「OpenAIやAnthropicがパッチを当てるべき問題は何もない」と位置づけており、対策の負担は開発者とエンドポイント管理側に移る。悪用されたfunction-colorは目新しいものではなく、CheckmarxとCloudSEKがMALFEX npmキャンペーンとの関連を指摘し、npmが0.0.1-securityの保持バージョンに差し替えるまで約2年間レジストリに存在していた。新しいのは、開発者が信頼するツールを介してドライブバイのWebページから同パッケージの導入に至る現実的な経路が示されたことだ。AnthropicがClaude Codeのサンドボックスをオープンソース化した2日後にこの報告が出ており、エージェントの実行範囲をプロジェクトディレクトリに限定する防御策の重要性が改めて浮き彫りになっている。

よくある質問
どのAIエージェントが影響を受けますか?
Codex、Claude Code、Cursor CLIなど、作業ディレクトリのAGENTS.mdを読み込むコーディングエージェントが対象となる。Forever Securityは顧客の約半数がこうしたエージェントをDownloadsから実行しているとしている。
悪用されると何が起きますか?
悪意あるnpmパッケージの導入や設定ファイルの書き換え、OAuthトークンの外部送信が起こり得る。Claude CodeではANTHROPIC_BASE_URLのリダイレクトによりコード実行なしでトークンが窃取され、アカウント乗っ取りにつながる。
どう対策すればいいですか?
~/Downloadsでエージェントを起動しない、身に覚えのないAGENTS.mdやCLAUDE.mdを監査する、~/.codex/config.tomlや.claude/settings.jsonの不審な項目を確認する、侵入された場合はトークンを再発行することが推奨されている。
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