
何が起きたか
Google Cloud Vertex AI SDK for Python に、攻撃者が被害者のモデルアップロードを横取りできる脆弱性がありました。SDKが生成する一時的なストレージバケット名が予測可能だったため、攻撃者は先に同じ名前のバケットを自分のプロジェクトに作成し、被害者のモデルファイルをそこに保存させることができました。その後、攻撃者がモデルを悪意あるものに置き換えると、Vertex AIが読み込む際に攻撃者のコードが実行されました。
なぜ重要か
この脆弱性は、被害者のプロジェクトIDだけで成立し、認証情報やフィッシング、プロジェクトへのアクセス権が不要でした。攻撃者が実行したコードからは OAuth トークンが盗まれ、そのトークンは同じ Google 管理テナント内の他のモデルデータや BigQuery メタデータ、アクセスリスト、ログ、GKE クラスター名など、広い範囲のリソースへのアクセスが可能だったとみられます。
注目点
Palo Alto Networks Unit 42 が 2026年3月5日に報告し、Google は 2026年3月31日に v1.144.0 で初期修正、2026年4月15日に v1.148.0 でバケット所有権検証を追加して完全に対応しました。ユーザーは v1.148.0 以降にアップデートし、明示的に staging_bucket パラメータを設定することが推奨されています。
たとえば、いま届くならこの3本です
AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。
登録無料・30秒で完了・いつでも解除できますAITodayについて →
この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。
研究者らがAgent Seerを発表

マスターカードのマイケル・ミーバッハCEOは、AIショッピングエージェントが決済を完了できる新プロトコル「Agent Pay」と、機械同士の決済向け「Agent Pay for Machines(AP4M)」について説明

エヌビディア株は好決算を受け木曜に約9%上昇、売上高は前年比2倍に

AIが前例のない経済成長をもたらすなら、Visaとマスターカードは10年に一度の買い場だという主張だ

ブロードコムのAI半導体売上は四半期あたり約84億ドル、AIチップの受注残高は約730億ドル

ゴールドマン・サックスの幹部がAIにより銀行員の思考力が低下していると指摘
