AIToday
動画生成AIビジネス・産業ITmedia AI+掲載日時: 2026年8月28日 10:013分で読める

グーグル、動画AI「Gemini Omni 1.1 Flash」発表

LINEで送る
グーグル、動画AI「Gemini Omni 1.1 Flash」発表

要点

  • グーグルが動画生成・編集AI「Gemini Omni 1.1 Flash」を公開した。最大10秒分のコンテキストを使いシーンを拡張できる。

  • 動画は最大40秒まで延長可能だ。

  • 本番環境対応済みで開発者に提供されている。

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    グーグルは8月27日、動画生成・編集向けマルチモーダルAIモデル「Gemini Omni 1.1 Flash」を発表した。開発者はGemini APIとGoogle AI Studioを通じて利用できる。

  2. なぜ重要か

    今回の更新でOmni 1.1は業務利用に耐える本番環境対応となった。最大の強化点はシーン拡張で、従来の1秒から最大10秒分の直前コンテキストを分析できるようになり、映像の整合性とストーリーの一貫性が向上した。動画は10秒単位で最大40秒まで延長できる。国内の映像制作現場では、動画生成AIの品質向上で編集工程の一部が短縮される可能性がある。

  3. 注目点

    360pの下書きモードは標準の720pと比べ最大60%高速で、コストは3分の1。最終出力は1080pまたは4Kにアップスケール可能。アドビは既にGemini Omni FlashをAdobe Fireflyに統合している。

この記事についてAIに質問する →

背景と解説

今回の発表は、競争が激化するAI動画生成分野においてグーグルが大きく前進したことを示す。モデルを本番環境対応にしたことで、実験用途だけでなく商業利用を視野に入れた姿勢が明確になった。10秒分のコンテキストを扱えるシーン拡張の改善により、より整合性が高く視覚的に一貫した動画の続きが生成でき、プロのストーリーテリングに不可欠な要素が満たされている。低コストの360p下書きモードの追加は、プリプロダクションでの迅速な反復を促す戦略的な動きで、ストーリーボード作成やプロトタイピングに使いやすくなった。

Adobe Fireflyへの統合やGemini Enterprise Agent Platformでの提供は、既存のクリエイティブおよびエンタープライズのワークフローにこのモデルを組み込もうとするグーグルの狙いを際立たせている。SynthIDウォーターマークの採用は、業界で関心が高まるAI生成コンテンツのトレーサビリティを保証するものだ。記事では正確な価格には触れていないが、下書きモードのコスト効率の高さはスタジオと個人クリエイターの双方に響き、商業現場でのAI動画制作の導入を加速させる可能性が高い。

よくある質問

Gemini Omni 1.1 Flashの料金は?
記事ではAPIの価格は明記されていない。360pの下書きモードが標準の720pの3分の1のコストと述べられているが、ドル建ての金額は示されていない。
Gemini Omni 1.1 Flashはどこで試せる?
開発者はGemini APIとGoogle AI Studioで利用できる。一般ユーザー向けには、Google FlowツールとGeminiアプリで、Google One AI Premium、Pro、Ultraの各サブスクリプション契約者に提供されている。
動画の最大長は?
動画は10秒単位で延長でき、最大合計40秒までとなる。
ITmedia AI+元記事を読む

THE DECODERも報道

「動画生成」の最新ニュースを、毎朝7時にお届けします

AIが要約して、あなたの選んだトピックだけを1日1通。LINE・Email・Slackで届きます。

登録無料・30秒で完了・いつでも解除できます

AIに質問

この記事についてわからないことをAIに質問できます。Q&Aはこのページに公開され、他の読者も読めます。

関連記事

次の記事へハッカーがSpaceXのCursor AIを悪用し侵入