
何が起きたか
韓国の会社員がコミュニティ「リメンバー」に、胸の圧迫感と呼吸の異常をChatGPTに相談したところ心臓や肺の問題を否定できず、検査のため病院に行ったものの異常はなかったと書き込んだ。
なぜ重要か
医師はため息をつき、AIに言われて患者が来たらどうするのかと問い、不要な不安を招くだけだから見るべきではないと述べたという。
注目点
ネット上の反応は割れており、AIを盲信して来院する患者が多い、AIは医学的判断を下せないとして医師を支持する声もある。クリニックと患者が明確なルールに向かうかが焦点だ。
誰に効くかAIの答えを根拠に来院する患者に対応する医師と、なかなか診察の時間を取れない会社員の双方に影を落とす。チャットボットの助言による受診が病院で増える可能性がある。
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発端はありふれた症状だった。数日続いた胸の圧迫感と呼吸の苦しさに、何か深刻な病気ではないかと不安を募らせた患者が、症状を一つずつChatGPTに説明した。心臓や肺の問題を否定できないというAIの答えが、彼を病院へ向かわせた。検査結果はほぼ異常なしで、医師はほとんど心配いらないと告げた。
問題は診察の後に起きた。ChatGPTがそんな可能性を示したから来たと会社員が説明すると、医師はため息をつき、AIに言われただけで患者が来院したらどうするのかと問い、不要な不安を招くだけだから見るべきではないと付け加えた。会社員はAIの答えを診断や治療に反論するために使ったわけではないと強調し、誰もがすぐ病院に行く時間を取れるわけではないと不満を述べた。
ネット上のコメントも同じ構図で割れた。医師はAIを盲信する患者の広がりに反応したのだと推測する声がある一方、AIは医学的判断などできないと主張する声もあった。AIの助言を診断そのものではなく受診のきっかけと位置づける共通理解をクリニックと患者が築けるかどうかが、今後の焦点となりそうだ。
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