
何が起きたか
Bank of AmericaのアナリストTal Liani氏がSalesforceをUnderperformからBuyに引き上げ、目標株価を160ドルから285ドルへ78%上方修正。
なぜ重要か
BofAは、AIアシスタントが労働者をSalesforceアプリから遠ざけるという以前の懸念は行き過ぎだったと判断。
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BofAは以前、Salesforce固有のリスクを指摘していた。労働者がタスクをAIアシスタントに任せるようになれば、Salesforceアプリを開かなくなるかもしれないというものだ。この懸念は多くのソフトウェア株をしばらく圧迫したが、6月末以降は同グループが急伸し、Salesforceはその中でも上位のパフォーマンスを示している。今回の引き上げは、BofAが自らの以前の判断を覆したことを意味する。
同行の新たな根拠は、最高情報責任者らとの対話にある。BofAは、大企業が業務ロジックやデータ、ワークフロー、コンプライアンス体制を収める基盤を置き換える可能性は低く、AIはむしろそれらへの依存を深めるはずだと主張した。またSalesforceが、企業がAIを活用するために必要な4層すべてをカバーしている点も挙げた。InformaticaとData 360によるデータ、Sales CloudとService Cloudによるアプリケーション、Agentforceによるエージェント、SlackとClaudeforceによるインターフェースだ。BofAは「SaaSpocalypse」という見方を、ユーザーインターフェースを失うことがプラットフォーム価値の喪失にどれほど直結するかを誇張したものだと評した。
一方でBofAは、目先の主なリスクとして企業のAI導入が予想より遅れる可能性を挙げた。SalesforceのAI収入はまだ小さいためだ。引き上げと併せて、2028年度と2029年度のサブスクリプション・サポート収入の伸び予想を9.9%と10.2%から10.4%と10.5%に引き上げ、純新規年間受注額の力強い伸びやSlackの加速といった初期兆候を根拠に挙げた。
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