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AIビジネス・産業Fortune AI掲載日時: 2026年9月18日 6:00

ChatGPT後、AI影響業種の若手雇用12%減 卒業生は飲食・小売へ

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ChatGPT後、AI影響業種の若手雇用12%減 卒業生は飲食・小売へ

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    米国勢調査局の4月の論文は、ChatGPT公開後の10四半期でAIの影響を最も受ける業種の22〜24歳の雇用が12%減少したと報告した。

  2. なぜ重要か

    収入減の約半分は別業種への移動、特に飲食・小売への低賃金職への移行によるもので、就職難ではなく職種の下方シフトが起きているとみられる。

  3. 注目点

    この傾向は数年以上たっても残るとされ、AIによる雇用再編が続くかが焦点。6月のGoldman Sachs分析では2025-26年度にコンピュータサイエンス専攻が10%超減少した。

誰に効くかAI関連の専攻を選んだ大学生や新卒の就職活動担当者は、従来のホワイトカラー職の入口が狭まり、低賃金職への移行が起きていることを前提に進路指導や採用計画を見直す必要があるとみられる。

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背景と解説

2022年末のChatGPT公開は、テック業界のキャリアラダーの最下段を短期間で消し去った。米国勢調査局の2本の論文は、採用と雇用のミスマッチが学位取得者の初期キャリアに及ぼす影響を浮き彫りにしている。2022年以降、AIの影響を最も受けやすい業種で22〜24歳の雇用が12%減少し、最も影響を受ける専攻の卒業生は就職率が5ポイント、初年度収入が13%下落した。これは深刻な不況に匹敵する落ち込みだが、他の労働市場は安定していた。

収入減の内訳を見ると、約半分は雇用された業種内での賃金低下によるもので、残り半分は飲食・小売など低賃金セクターへの移動によるものだ。つまり、仕事が全くないのではなく、学位に見合わない職に就かざるを得ない状況が生じている。

学生の反応は遅かった。2026年春のコンピュータサイエンス入学は8.4%減り、Goldman Sachsの分析では2025-26年度に10%超の減少となった。調査では約42%の学士課程学生がAIを理由に専攻を再考したと答えており、専攻選択に対するAIの影響は無視できない。

この問題の帰趨は、AIがホワイトカラー職の入口をどこまで狭めるか、そして企業が新卒採用をどの程度回復させるかにかかっているとみられる。特に、学位を必要としない職に就く卒業生の割合が高いままだと、長期的な賃金格差が固定化する可能性がある。

よくある質問
AIの影響を受けやすい専攻の卒業生は、どのような仕事に就いていますか?
飲食店や小売など、学位を必要としない低賃金の仕事に就く割合が高まっている。Strada InstituteとBurning Glass Instituteの分析では、卒業後1年以内に52%が学位不要の仕事に就き、10年後も45%がそこにとどまっている。
この影響は一時的なものですか?
最新の論文によると、収入と雇用の格差は時間とともに縮小するが、AIの影響を最も受ける専攻では数年たっても大きな差が残る。また、別の論文では2025年初頭までに採用量はほぼ回復したが、基盤となる仕事が減っているため、回復は部分的だった。
大学生はこの状況にどう反応していますか?
2026年春のコンピュータサイエンスの学部入学は前年比8.4%減り、前の秋は3.6%減だった。Goldman Sachsの6月の分析では、2025-26学年にコンピュータサイエンスとコンピュータプログラミングの入学がそれぞれ10%超減少した。
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