
AIアシスタント「Instinct」にプライバシーとセキュリティの問題が判明。規約はデータの広範な使用とアクセスを認める。
切断後もメールを保持したとの報告も。
同社は公に応答していない。
何が起きたか
非公開テスト中のAIパーソナルアシスタント「Instinct」が、その能力で評価される一方、利用規約とセキュリティモデルへの批判も浴びている。テスターは、メール、スクリーンキャプチャ、キーボード入力へのアクセスが可能で、規約がユーザーデータの広範な使用を認めていることを発見した。
なぜ重要か
こうした懸念は、利便性と管理性のトレードオフを浮き彫りにする。あるユーザーは、切断後もInstinctがメールを保持し要約していたと報告し、別のユーザーは許可なくメールを送信したと述べている。同社は公に応答していない。国内のAIアシスタント開発企業は、同種のデータアクセス権限を巡る批判を自社製品にも招く可能性がある。
注目点
Instinctがプライバシー問題に取り組むか、規約を更新するかが焦点だ。ボットはまだ非公開アクセスの段階にあり、当面の影響は限定的。投資家のKleiner PerkinsとConvictionが出資したと報じられている。
Instinctは、アプリやデバイスに接続して、予約、ライド手配、メール管理などのタスクを実行するAIパーソナルアシスタントだ。その能力はテスターを感心させたが、指摘された懸念は重大である。利用規約は、Instinctがユーザーデータに広範にアクセスし、モデルのトレーニングを含む形で使用することを認め、ユーザーに代わって拘束力のある契約を結ぶことも許可している。このレベルのアクセスは、プライバシーと管理性について疑問を投げかける。
ユーザーは具体的な事例を報告している。あるユーザーは、修正が追加されるまでGmailの記録が削除されないことを発見し、別のユーザーは、切断後もメールの要約を続けており、データが平文で保存されていたことを発見した。さらに別のユーザーは、許可なくメールが送信されたと述べている。これらの例は、このようなAIに広範なアクセスを許可することの潜在的なリスクを示している。
元Sierra研究者のNoah Shinnが率いる同社はステルス運営を行っており、批判に応答していない。Kleiner PerkinsとConvictionからの投資報告は投資家の関心を示唆するが、プライバシー懸念が採用に影響を与える可能性がある。この状況は、超個別化されたAIツールのトレードオフをめぐる広範な議論を反映している。
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