
9月4日、KLAとLamリサーチがエヌビディアを上回る上昇。
AI勝ち組から製造装置への関心拡大を示す可能性。
何が起きたか
9月4日、KLAは7.3%高、Lamリサーチは5.1%高となった一方、エヌビディアは0.8%の変動にとどまった。両社は先端チップ向けのプロセス制御・製造装置を手がける。
なぜ重要か
投資家の関心が、AI勝ち組として注目される企業から、その背後にある製造装置メーカーへ移りつつある可能性がある。KLAの第4四半期売上高は36億6000万ドル、Lamの6月四半期売上高は67億2000万ドルと、いずれもAI需要が寄与した。
注目点
ヘッジファンドの保有動向は関心の高まりを示す。6月30日時点でKLAを保有するファンドは71から81に増え、第2四半期にLamを保有するファンドは123から139に増えた。ただ、この上昇を裏付ける個別の材料は確認されていない。
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9月4日のKLAとLamリサーチの株価上昇が際立つのは、両社がAIアクセラレーターそのものではなく、先端チップを製造する機械を販売しているためだ。この上昇は、投資家が最も注目を集めるAI勝ち組であるエヌビディアを超えて、AIインフラを支えるサプライチェーン全体に目を向け始めた可能性を示す。ただし、この広がりは1回の取引セッションに基づくものであり、個別企業のニュースによって裏付けられていない。
ヘッジファンドの動きは関心の高まりを示すが、注意点もある。両社に大口保有するアロウストリート・キャピタルは持ち株を減らしている。KLAの保有は第1四半期比で約40%減、Lamは約7%減。四半期末データは上昇前のものであり、最近のファンドの反応を反映していない。
両社のファンダメンタルズの強気材料は、先端パッケージングと高密度メモリーへのAI主導の需要に支えられている。これらには検査や成膜の工程がより多く必要となる。リスクは循環性と設備投資の持続への依存だ。記事が指摘するように、相場の広がりは注目を集めたが、半導体の循環性を消し去ったわけではない。この広がりに実体が伴うかは、ロジック、メモリー、パッケージング各分野の受注増加で明らかになるだろう。
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