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大規模言語モデルAIコーディングZenn AI/ML掲載日時: 2026年10月13日 22:00

困りごとから仕組み設計、Mitateの設計AI

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困りごとから仕組み設計、Mitateの設計AI

3つのポイント

  1. 何が起きたか

    2026年10月10日のGemini実機テストで、R2-sanは部員のイベント日程を聞いてリマインダーを送りたいとだけ依頼した。Mitateは回答記録、自動通知、期限リマインダーを生成した。

  2. なぜ重要か

    設計AIは既成のアプリ種別を渡さず、目的・状況・誰が何を見られるかを問う。操作ログを誰が読めるかなど未決定の点は黙って設定せず提示し、仕組みを実際の課題に近づける狙いがある。

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背景と解説

Mitateのアプローチは、意図的に違う入口から始まる。システムの作り方は、まず何を作るかを利用者に決めさせるものが多い。予約表、貸出記録、在庫リストといった具合で、この入口は困りごとをシステムのカテゴリーに翻訳できる人に有利だ。R2-sanは、その翻訳ができない人は最初の一歩で詰まると指摘する。AIがあっても、最も近いテンプレートを選んで当てはめるだけでは、結果が実際の課題に合わないかもしれない。備品管理という同じラベルでも、利用者がどこで詰まっているかによって必要なものは変わる。

そこで設計AIは代わりに三つを確認する。目的(課題がなくなったと言えるために何が分かればよいか)、状況(誰が何をいつ記録するか)、守るべきもの(誰に何を任せてよいか)だ。目的や情報の扱いに関わる点が未決定なら、質問として返すか、後で聞けるよう未設定のまま残す。項目の順序など利用者が指定しなくてよい選択はAIに任せる。Mitateは既存の部品を利用者の依頼の上限ともしない。必要な条件は正式に設計すべきものだが、現在対応できない条件は断り、後から製品開発として追加する。

実機テストでは、依頼にアプリ種別も項目もなかったが、結果には回答記録、全員への自動通知、主催者が送るリマインダーが含まれた。設計された画面には、採用しなかった提案も表示された。操作ログを誰が読めるかの決定で、依頼には一切触れられていなかった。これは掲げた狙い、つまり課題を説明できる人がその解決策の設計に参加できるべきだという考えを具体的に示している。

よくある質問
Mitateは具体的に何をするのか?
日常の困りごとの記述から、何を記録するか、誰が書けるか、誰が何を見られるかといった仕組みの裏側のルールを設計する。アプリ種別や項目一覧の指定は求めない。
実機テストでは何が生成されたか?
部活のイベント日程を集めてリマインダーを送りたいという依頼から、部員の回答記録、収集開始時に全員へ送る自動通知、期限を逃した人に主催者が送れるリマインダーを生成した。
Mitateがしないことは?
聞くべき条件をすべて洗い出せる保証はない。それは設計AIが目的をどう理解するかにかかる。対応できない条件は断り、足りない部分は製品開発として設計・追加する。
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