
OpenAIのChatGPT Workは有料ユーザー向けの新機能だ。クラウド版とデスクトップ版がある。
クラウド版ではコード実行やWebサイト公開ができる。
通常のChatにはない高度な自動化が可能だ。
何が起きたか
OpenAIが7月9日に発表したChatGPT Workについて、詳細な機能検証が行われた。クラウド版とデスクトップ版の2種類があり、クラウド版ではコード実行環境、ヘッドレスChromeブラウザ、永続ファイルシステム、Webサイト公開機能、サブエージェント実行、スケジュール自動化が利用できる。
なぜ重要か
ChatGPT Workは有料プランのみが対象で、月額20ドル以上の契約が必要。コード実行環境がインターネットにアクセスでき、GitHubリポジトリのクローンや依存関係のインストール、Webサイトとの連携が可能。これは通常のChatGPT Chatにはない機能で、作業の自動化範囲が大幅に広がる。国内の業務自動化に関わる企業は、作業工程の大幅な効率化が可能となる一方、セキュリティ対策の追加説明を待つ必要があるとみられる。
注目点
モデルはGPT-5.6のSol、Luna、Terraから選択でき、LightからUltraまでの推論レベルがある。また、Claudeのコンテナが限定的なインターネットアクセスしか許可しないのに対し、ChatGPT Workはデフォルトで全ドメインにアクセス可能。セキュリティ面ではプロンプトインジェクション対策についてOpenAIからの追加説明が待たれる。
OpenAIはChatGPT Workを「明確な成果物があるタスク」向けと説明するが、実際の機能差はより具体的だ。コード実行環境のインターネットアクセスは、従来のChatが持つ制約を大きく緩和する。GitHubからのリポジトリ取得や外部APIとの連携が可能になることで、AIによる作業自動化の範囲が広がる。また、永続ファイルシステムにより、複数セッションをまたいだ作業の継続ができる。一方で、この自由度はセキュリティリスクも伴う。プライベートデータと未検証コンテンツへの露出、情報の外部送信が組み合わさる可能性があり、プロンプトインジェクション対策の詳細が不明な点は課題だ。OpenAIは機能の説明とシステムプロンプトの公開を進めるべきとの指摘がある。
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