
サンディスクとキオクシアが新たなNAND生産能力を建設へ。
長期契約で需要を確保済み。
アナリストは2028年までメモリ不足が続くと予想。
何が起きたか
サンディスクとキオクシアは、日本で6年間にわたりNANDフラッシュ生産拡大に310億ドル超を投じる計画。約113億ドルをキオクシア北上工場の新棟に充てる。
なぜ重要か
過去のメモリサイクルと異なり、サンディスクはデータセンターやエッジの顧客8社と平均4年超の契約を締結。最低価格保証付きで総額939億ドルの収益が見込め、供給過剰リスクが低減する。
注目点
経営陣は2027年以降もビットの割当が続くと見ており、アナリストは2028年まで構造的なメモリ不足が続く可能性が高いと分析。価格下支えが期待できる。
サンディスクの310億ドル規模のNAND投資は、メモリ市場が周期的に暴落してきた歴史を踏まえたものだ。過剰供給が発生する時期に生産能力が稼働するという罠を避けるため、需要を先に確保する戦略を取る。経営陣が「先行きの見通しが3カ月から4年超に延びた」と説明する点が、この変化を象徴している。財務面でも裏付けはある。第4四半期の売上高は前年同期比371.59%増、データセンター売上高は通年で437%増。株価は年初来525.57%上昇しており、楽観視が反映済みだ。未知数なのはAI需要が新規の供給を吸収できるかだが、最低価格保証と顧客保証付きの契約により、スポット市場の下落からは守られる可能性がある。アナリストは2028年まで続く構造的な不足を指摘しており、これも追い風となる。一方でRedditの投資家の間には、メモリのスーパーサイクルがやがて循環的な変動に戻るという懸念も残る。
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